出版社内容情報
私立の女子校に通う中二のエリ子は両親と中一の弟・ダイゴの四人家族。
ある日、エリ子は母親に頼まれ、帰りの遅い弟を近所の公園に捜しにいった。
ダイゴは制服のシャツを友達に落書きで汚され、帰りづらかったらしい。
しかし公園を出るとなぜか景色が変わっていて、帰り道が見つからない。
しかも死んだはずのダイゴの同級生が犬と散歩に行こうとしていたりする。
ようやく自宅に辿り着いたが、なぜか両親がいない──果たしてエリ子たちは、元の世界に戻れるのか?
ふつうの暮らしを愛情を込めて濃やかに描く、切なくも愛おしい物語。
【目次】
内容説明
私立の女子校に通う中二のエリ子は両親と中一の弟・ダイゴの四人家族。ある日、エリ子は母親に頼まれ、帰りの遅い弟を近所の公園に捜しにいった。ダイゴは制服のシャツを友達に落書きで汚され、帰りづらかったらしい。しかし公園を出るとなぜか景色が変わっていて、帰り道が見つからない。しかも死んだはずのダイゴの同級生が犬と散歩に行こうとしていたりする。ようやく自宅に辿り着いたが、なぜか両親がいない―果たしてエリ子たちは、元の世界に戻れるのか?ふつうの暮らしを愛情を込めて濃やかに描く、切なくも愛おしい物語。
著者等紹介
藤野千夜[フジノチヤ]
1962年、福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、出版社に勤務。1995年「午後の時間割」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。1998年には「おしゃべり怪談」で野間文芸新人賞を受賞。2000年には『夏の約束』で第122回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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