出版社内容情報
大和新聞の記者・片山は、選挙の取材中に「ある都議会議員の不審死」を知り、懇意にしている刑事に探りを入れた。
一方、国会議員のベテラン秘書の中村は、新人候補の大学教授の選挙応援に駆り出された。
苦しい選挙戦のなか、本人の女性スキャンダルが拡散され──。
「政治」と「カネ」と「犯罪」の深い闇。
政界のタブーに昂然と斬り込んだ問題作、待望の文庫化。
巻末に、著者と動画メディア「文藝春秋PLUS」編集長とのスリリングな特別対談を収録。
(「ゼロ打ち」とは、選挙の開票開始直後、開票率0パーセントに近い時点で特定候補者の当選確実を報じること)
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
20
久々の相場作品。これぞ元記者にしか書けない作品!と思わせる、選挙担当記者のエンターテイメント。選挙取材だけでも、こんな攻防があるのかと驚きの連続だった。2025/08/14
tnyak
5
選挙を題材とした小説。それにしても、怖くておぞましい世界だなぁ。2025/07/31
うさぎや
5
「ゼロ打ち」とは選挙で開票と同時に当確発表を出すこと。その裏側がどうなっているのかがわかって面白い。もちろんサスペンスフルな展開も。2025/07/19
shonborism
4
参院選の投票日に読了。偶然ながら、『トップリーグ』は6年前の参院選の日に読み終えていたらしい。 国政選挙と地方議会を結ぶ闇、また政治とメディアの癒着を炙る作品。相手が相手だけにモヤモヤも多し。2025/07/20
mikoto_oji
3
えげつない世界を書ききっている。選挙は何のためにあるか、政治家は何のためにいるのか、考えさせられます。あきらめたくなるけど、決してあきらめてはいけないのだと思う。2025/07/27