出版社内容情報
かつて美濃の国と尾張の国の境目、二地見川のほとりにあった、不老不死の女性が造った〈いよの国〉。
その地では、戦国の世に争いがなく穏やかで豊かな〈素晴らしき国〉を造るための礎となる人材が育てられていた。
そこで育った優秀な者は、国を治める強い力を持った者の元に送り込まれ、その手助けをする。
たとえばその中には、織田信長に嫁いだ女、明智光秀、豊臣秀吉がいた……。
未体験の本格時代ロマン!
内容説明
かつて美濃の国と尾張の国の境目、二地見川のほとりにあった、不老不死の女性が造った〈いよの国〉。その地では、戦国の世に争いがなく穏やかで豊かな〈素晴らしき国〉を造るための礎となる人材が育てられていた。そこで育った優秀な者は、国を治める強い力を持った者の元に送り込まれ、その手助けをする。たとえばその中には、織田信長に嫁いだ女、明智光秀、豊臣秀吉がいた…。未体験の本格時代ロマン!
著者等紹介
小路幸也[ショウジユキヤ]
北海道生まれ。札幌の広告制作会社にライター、エディター、プランナーとして勤務。退社後執筆活動へ。メフィスト賞を受賞した『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp‐town fiction』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ごま麦茶
6
大学で社会学を教えている「私」は、実家にある肖像画にそっくりな女性と出会う。彼女から語られる、争いのない《素晴らしい国》を作るための礎となる人材を育てる《いよの国》のお話。歴史ファンタジー。どんな風に、誰の元に誰を送り出すか、読みながらワクワク。でしたが、ちょっと物足りない読了感。続きがあるのでしょうか!?続きをお願いします!シリーズで読みたいです!2025/11/17
毎日が日曜日
6
★★★+ まだ続くのか?2025/07/30
Yoshitaka Kogure
1
半村良の「産霊山秘録」を連想した。この作品もいくつかの時代の特異点で「いよの国」の子孫たちが関わっていくのだろうか。ふじみ様=卑弥呼の後継者だった邪馬台国の女王、壱与(いよ)なのだろうか2025/11/17




