ハルキ文庫<br> 名古屋駅西喫茶ユトリロ―龍くんは河童と踊る

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ハルキ文庫
名古屋駅西喫茶ユトリロ―龍くんは河童と踊る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784758447041
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「河童さん、踊ろまゃあ」曾祖母が寝言で言ったひと言が気になり、〝河童〟について調べると、期せずして名古屋の歴史を追うことになった龍。
だがその最中、名古屋駅西で長く愛される〝喫茶ユトリロ〟を営む祖父が病で倒れてしまう!
更にユトリロの買収話まで浮上し……!?
祖父の代わりに龍は老舗喫茶店を守れるのか!
そして「名古屋の河童」とは?
名古屋弁も楽しいご当地グルメ小説!

内容説明

「河童さん、踊ろまゃあ」曾祖母が寝言で言ったひと言が気になり、“河童”について調べると、期せずして名古屋の歴史を追うことになった龍。だがその最中、名古屋駅西で長く愛される“喫茶ユトリロ”を営む祖父が病で倒れてしまう!更にユトリロの買収話まで浮上し…!?祖父の代わりに龍は老舗喫茶店を守れるのか!そして「名古屋の河童」とは?名古屋弁も楽しいご当地グルメ小説!

著者等紹介

太田忠司[オオタタダシ]
1959年愛知県生まれ。名古屋工業大学卒業。81年、「帰郷」が星新一ショートショート・コンテストで優秀作に選ばれ、90年、長編ミステリ『僕の殺人』で作家デビュー。2004年、『黄金蝶ひとり』でうつのみやこども賞受賞。17年、『名古屋駅西 喫茶ユトリロ』で日本ど真ん中書店大賞小説部門3位。22年『麻倉玲一は信頼できない語り手』で徳間文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しんごろ

136
名古屋駅西、再開発を前に“喫茶ユトリロ”の買収話が浮上。宣隆〜!と怒りが沸々と沸き上がるも、宣隆なりに将来の事を考えてのことなので仕方ないか。いつもの名古屋めしをメインにした話でなく、戦後の駅西、河童伝説と興味深い話で、今まで以上に面白く読めた。曾祖母の千代さんが穏やかでいいね。龍(とおる)は、まだナヨナヨしてるけど、前作から成長したなという姿をみせてくれ、今作は更に成長したなと思えた。、あとは龍と雫の関係が気になるね。恋の予感が〜ただかけぬけるだけ〜♪と安全地帯の“恋の予感”が脳内にかかったよ(笑)。2025/05/30

ひさか

43
2025年3月ハルキ文庫刊。書き下ろし。シリーズ5作目。どて煮と見通せない将来、天むすと少しばかりの転機、納屋橋饅頭と優しい詐欺師、イタリアンスパゲッティと意外な誘い、味噌カツと新たな一歩、の5つの連作短編。前作から1年11か月。謎もあまり面白くないし、喫茶道邁進という感じではなく、地道に進む感じで、あまり振るわない。次作に期待。2025/05/03

Karl Heintz Schneider

36
今作はシリーズの転換点ともなるべき作品。名古屋駅西の純喫茶ユトリロに危機が訪れる。高齢の店主が腎臓結石で倒れ入院。果たしてこのまま廃業となってしまうのか。そこで立ち上がったのが店主の孫・龍。先祖が守ってきた灯を絶やさぬよう臨時で店を切り盛りすることに。祖父の作る玉子サンドの味とは違う部分に気付く。その違いとは?意外な隠し味?に驚いた。「客にとって一番い店とは、いつも通る道にある店。」祖父の言葉が言葉に響いた。家や会社の近くとか、よく行く場所のそばとか、なじみのある場所にある店こそいい店なのかもしれない。2025/06/23

クキモン

21
シリーズ5作目。病に伏した祖父の代理でユトリロの営業に奮闘する龍くん。常連さん達を大切にしつつ、古い良さはそのままに、でも龍くんの若い感性で新しいアイデアも加われば、喫茶ユトリロはこれからも長く続く素敵な店になって事だと思う。色とりどりの餡を挟んだトーストが美味しそう。鳥が恐竜の一種だなんて知りませでした。唐揚げを食べる時に抵抗がありそう。曾祖母の千代の世話をする龍くんの姿が微笑ましいです。2025/04/29

kanaもん

17
5作目。今回は短編集ではなく、長編。龍のユリトロに対する思いや決心が話の中心。絶妙な焼き加減のタマゴサンドを食べてみたい。2025/05/02

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