出版社内容情報
芸者が行き来する檜物町。
その一角にある一膳めし屋丸九の女将・お高と亭主の作太郎が住む家に、夏の夜更け、女が訪ねてきた。
双鴎画塾で学んでいるという女・お桑は、作太郎に師事したい、教授料は丸九で働いて払うと言い張る。
困惑するお高をよそに、作太郎は引き受けてしまう。
一方、丸九でお運びをするお近は、若い芸者衆と親しくなったことで、なにが幸せか考えるようになり──。
かさごの煮付け、うなぎもどきのかば焼き、冷やし白玉の梅蜜がけ……。
いつも賑やかな丸九に波乱の予感!? 大人気時代小説新シーズン、第二作。
内容説明
芸者が行き来する桧物町。その一角にある一膳めし屋丸九の女将・お高と亭主の作太郎が住む家に、夏の夜更け、女が訪ねてきた。双〓画塾で学んでいるという女・お桑は、作太郎に師事したい、教授料は丸九で働いて払うと言い張る。困惑するお高をよそに、作太郎は引き受けてしまう。一方、丸九でお運びをするお近は、若い芸者衆と親しくなったことで、なにが幸せか考えるようになり―。かさごの煮付け、うなぎもどきのかば焼き、冷やし白玉の梅蜜がけ…。いつも賑やかな丸九に波乱の予感!?大人気時代小説新シーズン、第二作。
著者等紹介
中島久枝[ナカシマヒサエ]
東京都生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。フードライターとして活躍し、讀賣新聞夕刊にて「甘味主義」を連載中。『日乃出が走る 浜風屋菓子話』で第3回ポプラ社小説新人賞の特別賞を受賞し、作家デビュー。「日本橋牡丹堂 菓子ばなし」「一膳めし屋丸九」両シリーズにて第8回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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しんごろ
タイ子
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