ハルキ文庫 時代小説文庫<br> あらたなる日々―お勝手のあん

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ハルキ文庫 時代小説文庫
あらたなる日々―お勝手のあん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758446594
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ご大老である井伊さまについての不穏な噂が流れる三月の春、おやすは奉公人ではなく料理人として紅屋に雇われる身となった。
住み込みからおしげが暮らす長屋への引っ越しで始まった新しい日々は、何もかもが初めてで戸惑いを隠せない。
そんな折、大旦那さまのご隠居祝いの宴で、おやすの料理人としてのお披露目を行うための準備も佳境に入る。
政一の手助けなく一人で料理の献立を考える最中、大旦那さまはおやすの腕を示すため、招待したお客にある趣向を準備するのだが……。
暗くなる時代の中で、料理人として精一杯生きる女性を描く大好評シリーズ、第十弾!

内容説明

ご大老である井伊さまについての不穏な噂が流れる三月の春、おやすは奉公人ではなく料理人として紅屋に雇われる身となった。住み込みからおしげが暮らす長屋への引っ越しで始まった新しい日々は、何もかもが初めてで戸惑いを隠せない。そんな折、大旦那さまのご隠居祝いの宴で、おやすの料理人としてのお披露目を行うための準備も佳境に入る。政一の手助けなく一人で料理の献立を考える最中、大旦那さまはおやすの腕を示すため、招待したお客にある趣向を準備するのだが…。暗くなる時代の中で、料理人として精一杯生きる女性を描く大好評シリーズ、第十弾!

著者等紹介

柴田よしき[シバタヨシキ]
東京生まれ。1995年に『RIKO―女神の永遠』で横溝正史賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

229
おやす、空くなく料理の探究心は見事だ。西洋料理を食べたことで、更に料理の腕を磨いてほしい。でも時には息抜きも大事だぞ。そのおやすも21歳かあ。とめ吉よ、出会いもあれば別れもある。悲しいだけが人生じゃない。幸せも必ず訪れる。へこたれることなく逞しくあれ。それにしても、政の人脈の広さには驚いた。さて、時は幕末。桜田門外の変が起き、動乱の中、おやすはもちろん、紅屋に関わる面々が、人として成長していってほしい。今作は、すっかり忘れてたお久しぶりの人達も登場して、ちょっとした物語のおさらいにもなった。2024/09/14

いつでも母さん

159
シリーズ第10弾!今回はいつもにまして料理の描写が凄い!紅屋の大旦那さまのご隠居祝いの宴。その膳をおやすが準備したり、横浜ホテルでの初めての洋食のシーン等々どれも美味しそうで私の食欲中枢を刺激した(笑)相変わらず政さんは好い漢だし、おしげたちとの関わりも良い。久し振りにとしさん登場で嬉しくも、あぁ、これからきな臭い世の中になっちゃうよと思ったり、おあつ様を案じたりの私だが、次はどんなかな?もう楽しみにしてしまうのだ。2024/09/24

あすなろ

127
おやすちゃんが奉公人ではなく料理人として紅屋に雇われた後のシリーズ10巻。先にいうとどこまでこのシリーズは続くのか。まだおやすちゃんは21歳だし。でも読者としてはまだまだ続いて欲しいと思う本巻なのである。また、結構多い出来事がこれだけ薄目の頁数に入っていても描き込み不足とは思えないのも柴田氏の筆力に依るものなのだろう。紅屋大旦那様ご隠居祝いの三の膳、本気で食べてみたいと思う。また、おやすちゃんと共に読者である僕も読書にて訪れた横浜と横浜ホテルは、とても魅力的なものであった。ラストは、とめちゃん初恋物語。2025/01/23

タイ子

126
シリーズ第10弾。桜田門外の変もあり、不穏な空気が感じられると同時に外国から入ってくる新しい物や人。料理人のおやすにとって外国の料理を食する興味は誰より強い。そんな時、一日休みをもらったおやすが出掛けたのは横浜のホテル。師匠の政一の手配の元、肉料理、ワインなど初めて食する味に感動さえ覚える。おやすは料理人としての覚悟と作る楽しさが一層募っていく。石田村のとしさんとの再会、刀と包丁を語るとしさんがいつか日本で名を馳せる人物になるんだな。そして、とめちゃんの初恋の話が涙が出るほど切なくてエールを送りたくなる。2024/09/26

のぶ

119
このシリーズはすべてを読んでいるわけではないが、読んだ中でも一番楽しめた気がした。時代は幕末の真っ只中。桜田門外ノ変があり、不安な日々を過ごす。そんな中おやすは横浜で西洋料理に出会う。味わったことのない料理やワインの味に戸惑うも、突き詰めたところは西洋も和洋も一緒と思う様になる。より一層成長したおやすは、おやすは奉公人ではなく料理人として紅屋に雇われる身となって、とても頼もしく感じられた。描かれている料理は相変わらず、どれもがおいしそうだった。おやすの幸せを願っていると、この先も読みたくなる。2024/09/11

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