ハルキ文庫 時代小説文庫 三国志〈６の巻〉陣車の星 （新装版）

北方 謙三【著】

角川春樹事務所（2024/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 376p／高さ 16cm
• 商品コード 9784758446297
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

曹操の烏丸への北伐が成功し、荊州が南征に怯えるなか、劉備は新たな軍師を求め隆中を訪れる。
そこに住むのは諸葛亮孔明――〝臥竜〟と呼ばれ静謐な竹林に独りで暮らす青年に、熱く志を語る劉備。
その出会いは、動乱の大地に大きな光を放つ。
周瑜が築き上げた水軍を率い、ついに仇敵・黄祖討伐に向かう孫権。
そして、曹操は三十万の最大軍勢で荊州と劉備を追いつめていく……。
傑作「北方版・三国志」新装版第六巻！

内容説明

曹操の烏丸への北伐が成功し、荊州が南征に怯えるなか、劉備は新たな軍師を求め隆中を訪れる。そこに住むのは諸葛亮孔明―“臥竜”と呼ばれ静謐な竹林に独りで暮らす青年に、熱く志を語る劉備。その出会いは、動乱の大地に大きな光を放つ。周瑜が築き上げた水軍を率い、ついに仇敵・黄祖討伐に向かう孫権。そして、曹操は三十万の最大軍勢で荊州と劉備を追いつめていく…。傑作「北方版・三国志」新装版第六巻！

著者等紹介

北方謙三［キタカタケンゾウ］
１９４７年、佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒。８１年『弔鐘はるかなり』でデビュー。８３年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞受賞。８５年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門、９１年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞。２００４年『楊家将』で吉川英治文学賞、０５年『水滸伝』全１９巻で司馬遼太郎賞、０７年『独り群せず』で舟橋聖一文学賞、１０年に日本ミステリー文学大賞、１１年『楊令伝』全１５巻で毎日出版文化賞特別賞を受賞。１３年紫綬褒章を受章。１６年菊池寛賞を受賞。２０年旭日小綬章を受章。２４年毎日芸術賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[クレイン]

最近読むのを止めていたので、読み続けることができるか心配ではあったが、無事に完了した。 登場人物たちも意外と覚えている。諸葛亮が仲間に加わるシーンは熱いものがある。曹操と劉備は対称的に描かれている。どちらがいいか判断は難しい。しかしいずれの陣営も過酷ながら良い環境であると思う。

2024/11/02

[倉屋敷？？]

諸葛亮がついに動きだしますます面白くなってきた。 長坂での趙雲、張飛、王安それに董香。 そして赤壁の戦いが近付いてきて役者が揃い楽しみです。

2024/12/16

[yumimama60]

孔明を軍師に迎えた。孔明は劉備に人間的な魅力があるだけとは思わず、覚悟を決め、天下三分の計に向け動き出す。

2024/03/31

[難波猛]

#読書 ◆袁家を滅ぼし中原の覇者となった曹操は南征を決意 ◆僅かな孤軍でも曹操と闘う覚悟をしている劉備は、才能と野望を持て余していた諸葛孔明に志を三度説き、遂に彼を幕下に加える ◆天下二分を目論み曹操を迎え撃つ周瑜との連合に向け、孔明が動き出す ◆果断だが「自分に従うか逆らうか」「役に立つか立たないか」でしか人間を見ない曹操と、茫洋としているが家臣と友情で繋がる劉備、決断は遅いが堅実無比な孫権による三国時代の幕開け

2025/08/17

[ディーノ]

三顧の礼はリアリティがあった。いよいよ赤壁の戦い。次巻が楽しみ。

2025/04/23