ハルキ文庫 時代小説文庫<br> つばき餡―花暦居酒屋ぜんや〈5〉

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ハルキ文庫 時代小説文庫
つばき餡―花暦居酒屋ぜんや〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758446020
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

お花のかどわかし、そして熊吉も長年の同僚であった長吉との騒動が終わりを迎え、ぜんやの周りは少しずつ元の時間が戻りつつあった。
だが時は落ち着くことを許してくれず、刻々と進みゆく。
お梅と俵屋の若旦那の縁談、熊吉の出世話、そしてぜんやに転がりこんできたお転婆姫──。前を向き、進め若人!
一升飯が食えるほど美味い?の塩焼き、華やかな盛り付けの京風弁当、体を芯から温めてくれる鯨汁。
様々な場面で、料理が人を勇気づけます。傑作時代小説第五弾!

内容説明

お花のかどわかし、そして熊吉も長年の同僚であった長吉との騒動が終わりを迎え、ぜんやの周りは少しずつ元の時間が戻りつつあった。だが時は落ち着くことを許してくれず、刻々と進みゆく。お梅と俵屋の若旦那の縁談、熊吉の出世話、そしてぜんやに転がりこんできたお転婆姫―。前を向き、進め若人!一升飯が食えるほど美味い〓(かます)の塩焼き、華やかな盛り付けの京風弁当、体を芯から温めてくれる鯨汁。様々な場面で、料理が人を勇気づけます。傑作時代小説第五弾!

著者等紹介

坂井希久子[サカイキクコ]
1977年和歌山県生まれ。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒業。2008年「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞を受賞。2015年『ヒーローインタビュー』が「本の雑誌増刊 おすすめ文庫王国2016」のエンターテインメント部門第1位に選ばれる。2017年『ほかほか蕗ご飯居酒屋ぜんや』で第6回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

176
いやあ、しっかり忘れてました。只次郎に兄の重正がいたことを。そして、姪のお栄の存在を忘れてたよ。久しぶりだなあ。お栄の登場で次作以降、物語は膨らみが増しそう。お花も成長したね。只次郎もお妙さんも、そりゃ喜ぶよ。お花も言えるようになって良かった。そして、熊吉も成長してる。何だか微笑ましかった今作。そんな中で小さな命が消えた。でも、みんなの心に残ってくれていて良かったね、ヒビキ。相変わらず、料理は美味しそうだ。鯨汁は知らなかった。食べてみたい。次作は、ドタバタしそうな予感しかないけど、今から楽しみ。2023/12/05

いつでも母さん

147
花暦シリーズの第5弾!良かったなぁ。お花がお妙を「おっ母さん」と呼んだシーンと、只次郎の兄・重正に『ぜんや』の女将になるんですと、涙ながらに宣言したシーンに胸がいっぱいになる。お花も熊吉も少しずつ大人になって来た。お梅の縁談やお栄のこれからも楽しみでならない。2023/12/04

タイ子

105
シリーズ第5弾。どんどん子供たちが強く、逞しく、おおらかに成長しているのが嬉しいですね。何よりお花ちゃんがお妙を「おっ母さん」て呼んだ時にはこっちまでウルウル。良かった!そして、あの近江屋がとうとう亡くなった。あんな人でもちゃんと弔ってあげてあと腐れのないようにあの世に送ってあげて皆の優しさにほっこり。子供たちは成長するにしたがって自分の身の振り方を考え始め、同時にいつも隣にいた子との差を感じ始める年なんだな。それらを乗り越える時、また一歩大人に近づく。美味しい料理と支えてくれる人がいれば生きていける。2023/11/29

のぶ

91
シリーズ第五弾らしく安定していて楽しんで読む事ができた。本作では女将のお妙が切り盛りする居酒屋〈ぜんや〉を舞台に、お妙と只次郎の養女・お花と薬種問屋〈俵屋〉に奉公する熊吉を中心に描かれる人情噺、連作五話が収録されている。色々剣吞だった騒動も前巻で落着し、お花は〈ぜんや〉でお妙を手伝いながら料理の腕を磨く日々を送っています。そんなある日、只次郎の姪で大奥に上がっていたはずのお栄が“永のお暇”を頂戴したとの事で〈ぜんや〉に転がりこんできて・・・。いろいろと大きな展開があったがこのシリーズはまだ続きそうだ。2024/02/14

ツン

90
両親の気持ちが伝わって、どんどん変わっていくお花が描かれていて、良かったです。若旦那とお梅のことも良かったけど、月1って、、それでいいんですか?そして、熊吉、、そういうものなのかな2023/12/02

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