出版社内容情報
医師の俺は不眠症に陥る契機となった医療事故の真相を暴いた後も、臨時だと考えていた睡眠医を続けていた。
人生の転機となった睡眠クリニックで新たに出会ったのは、夫に殺される夢ばかり見る女をはじめ、悪夢を見る患者たちだった。
そして俺も悪夢を見てしまうようになるのだが……手術場に立てなくなった元外科医の運命は、ますます不穏な方へ!?
中毒読者が続出! 絶好調のコミカル&スピーディーなミステリ。
内容説明
医師の俺は不眠症に陥る契機となった医療事故の真相を暴いた後も、臨時だと考えていた睡眠医を続けていた。人生の転機となった睡眠クリニックで新たに出会ったのは、夫に殺される夢ばかり見る女をはじめ、悪夢を見る患者たちだった。そして俺も悪夢を見てしまうようになるのだが…手術場に立てなくなった元外科医の運命は、ますます不穏な方へ!?中毒読者が続出!絶好調のコミカル&スピーディーなミステリ。
著者等紹介
烏丸尚奇[カラスマナオキ]
1982年アメリカ合衆国ペンシルベニア州生まれ。大阪医科大学医学部卒。現役医師。第20回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として、『呪いと殺しは飯のタネ伝記作家・烏丸尚奇の調査録』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
52
シリーズ2作目は「悪夢」がテーマ。主人公の錦が今一つ方針を決めかねているのは外科に対する未練や家庭の事情だけではなく外科医としての資質もあるような気がするけど…。元カノは外科の元エースからエースに乗り換えたのね。作家・烏丸の第一作は売れ行きがイマイチだったという設定になっているのがおもしろい。巻き込まれ型の錦と強い女・水城のコンビは別のシリーズとキャラ被りしそうな気がしてシンパイだ。2023/08/15
み
22
さくさくと♪2作目の方が楽しみました。眠れないってツラそう、悪夢も。あたしの悪夢は、クルマを運転してて、バックしててブレーキがきかない!年に1回は見るような…。2024/10/06
寒っ!!
6
登場人物に魅力をさほど感じない所が難点かな。前作を読んでいないので作品に対する印象は何とも言えない感じ。2023/09/18
チェス
2
ラスト、面白く一気に。楽しめた2024/09/05
GuRu
2
今回は悪夢がテーマだったけど、前作に引き続き時間外労働の方が多くて、睡眠クリニックの物語とは思えないアクションシーンとかもあり楽しく読めました。 新しくはいった事務員さんも面白そうなキャラだし物語にもう少し絡んで欲しかったかな……!! 前作の『今夜も愉快なインソムニア』が以外な形で繋がっている事が良かった♪ 続編はないのかな。。。2024/03/08