ハルキ文庫 時代小説文庫<br> あんとほうき星―お勝手のあん〈8〉

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ハルキ文庫 時代小説文庫
あんとほうき星―お勝手のあん〈8〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758445702
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

紅屋から平蔵が去ったことで、安政五年はおやすにとって忙しい日々が続く年となった。
品川に腕の良い女料理人がいるとの噂が広まっていく中で、御殿山の宴に出した、おやすが考案した花見弁当は江戸中の話題となる。
そんな多忙な中、おやすは、かつて紅屋で小僧として働いていたが、武家に養子入りして立派な若侍姿となった勘平との再会を果たしていた。
思わぬ嬉しさに心満たされる一方、疫病が江戸に蔓延し始めて品川にも影を落とし、とめ吉も病に倒れてしまう……。
待望のシリーズ第八弾!

内容説明

紅屋から平蔵が去ったことで、安政五年はおやすにとって忙しい日々が続く年となった。品川に腕の良い女料理人がいるとの噂が広まっていく中で、御殿山の宴に出した、おやすが考案した花見弁当は江戸中の話題となる。そんな多忙な中、おやすは、かつて紅屋で小僧として働いていたが、武家に養子入りして立派な若侍姿となった勘平との再会を果たしていた。思わぬ嬉しさに心満たされる一方、疫病が江戸に蔓延し始めて品川にも影を落とし、とめ吉も病に倒れてしまう…。待望のシリーズ第八弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

221
今作は、あんちゃんの優しさが伝わる話でしたね。それと同時に、出会いからのすぐ別れもあり、そして、まさかのとめ吉のはしか。この当時は、はしかは命定めの病と言われるほどの重病なんだ。とめ吉、無事で何より。今作は、お小夜の登場はないのかなと思ったら、間接的に登場。お小夜、粋なことするもんだ。惚れそうだ(笑)。あんちゃんの花見弁当、食べてみたい。現代でも通用しそうだなあ。さあ、いよいよ激動の時代に入り、とんでもない日々が始まりそう。あんちゃん、激動の時代にのまれることなく頑張ってくれい。 2023/06/26

いつでも母さん

175
シリーズ最新刊。この文庫本の中にはギューッと詰まってる。相手を慮る気持ちとか、自分の目指す方向とか、食材や料理に向かう真摯な姿‥あぁ、好いなぁ。忙しい日々の暮らしの中で、お江戸の世相はきな臭くなって来るのを私は歴史から知っている。どうしたって巻き込まれるよね。だけど、そんな時でも食べなきゃいけない。だから、どうぞ頑張ってと祈る次第。次が待ちきれない第八弾だった。2023/07/03

タイ子

141
今作はお花見弁当を有名な料理屋が持ち寄っての競合。おやすちゃんが考えたお弁当のアイデアはさすがです。そして、武士になった勘平が久しぶりに登場。あの勘平が武士にと思うと読み手も感慨深いものがある。ころりが江戸で流行し始めた頃、とめ吉が高熱で寝込む。紅屋全員で見守る温かさにジワリとする。あまびえも疫神として登場。歴史の流れが登場人物たちによって噂話に語られる様が何となくという感じでいい。その歴史の中におあつ様がいることを友であるおやすちゃんが知る由もない事が寂しくもあるが。人の情愛と料理に堪能した第8弾。2023/07/03

のぶ

123
自分はこのシリーズを全部読んでいるわけではなく、途中からなのだが本作も十分に楽しむ事ができた。冒頭から紅屋から平蔵が去ったことで、おやすは忙しい日々が続く年となった。そんなことは気にもせず、健気に働くおやすのは好感が持てる。そんな時におやすが考案した花見弁当は江戸中の話題となる。物語の中ほどでとめ吉がはしかにかかり周囲がひと騒動になって以降は話の中心がとめ吉に移っていったような気がする。このとめ吉がとても素直でかわいいので、自分には大のお気に入りになった。面白かったので過去のシリーズを追ってみようかな。2023/06/28

あすなろ

119
起承転結で言えば承の様な感あるあんちゃんシリーズ8巻である。あんちゃんの周りにはいろいろ出来事が起きるのだが、その様に感じたのはあんちゃん自身には動きがなかったからかもしれぬ。幕末の世も動いている中で次巻は転があんちゃんに起きるのであろうか。あ、そして本巻中に描かれるあさり飯は、都内出張先定宿で食べるあれだろう。僕もそうした朝、美味しく頂いております。2024/02/03

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