ハルキ文庫<br> ぼくもだよ。―神楽坂の奇跡の木曜日

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ハルキ文庫
ぼくもだよ。―神楽坂の奇跡の木曜日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 277p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758445320
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「人は食べたものと、読んだものでできている」──書評家のよう子は、神楽坂に盲導犬のアンと暮らしている。
出版社の担当の希子と隔週の木曜日に、打ち合わせを兼ねたランチをするのが楽しみだ。
一方、神楽坂で〈古書Slope〉を切り盛りするバツイチの本間は、五歳になる息子のふうちゃんと、週に一度会えるのが木曜日だ。
書物への深い愛と強い信頼、それを共有できる大切な人。本に込められた〝想い〟を伝えていく──。
(解説・新川帆立)

内容説明

「人は食べたものと、読んだものでできている」―書評家のよう子は、神楽坂に盲導犬のアンと暮らしている。出版社の担当の希子と隔週の木曜日に、打ち合わせを兼ねたランチをするのが楽しみだ。一方、神楽坂で“古書Slope”を切り盛りするバツイチの本間は、五歳になる息子のふうちゃんと、週に一度会えるのが木曜日だ。書物への深い愛と強い信頼、それを共有できる大切な人。本に込められた“想い”を伝えていく―。

著者等紹介

平岡陽明[ヒラオカヨウメイ]
昭和52年5月7日生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務を経て、2013年、「松田さんの181日」で第93回オール讀物新人賞を受賞。2016年初長篇となる『ライオンズ、1958。』(単行本、現在ハルキ文庫)を刊行し、各紙誌で大絶賛される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

83
三年半ほど前に新刊時で読んで以来の再読でしたが、恥ずかしながらあまり細かいトコを覚えてませんでした。いい話だったなぁという記憶はあったのですが。盲目の女性書評家「よう子」と路地裏でひっそりと古書店を営む「本間」のそれぞれの目線で綴られるお話です。編集者「希子」を通じ、二人の繋がりは思わぬ展開へと。個人的には話の内容として、まあまあシリアスな展開に感じましたが、作者さんがあえての描写なのかさらりとまとめている作りにちょっと拍子抜け感が否めず。過去のちょっとした出来事をそんなにあっさりと流せるものなのかな。2024/09/26

佳蓮★道央民

48
★★★★★★★七つ星✨いやぁ、久しぶりになんか綺麗な小説読んだ気がします(*^^*)盲目な視覚障害者が本が好きな作品です。私も、もし、視覚障害者で本が読めなかったらマジで辛いだろうなって思いました。本当に私も本が好きなので。本好きにはとてもオススメです!神楽坂ラボって言う古書店リアルにあるのかな??私も昔は東京に行って、古書店開きたいって思ってたけど、またその気持ちが込み上げてきました。あぁ、凄く良い本読んだなぁ✨ありがとうございました!!平岡陽明さんの作品もっと読んでみたくなりました😊面白かった!!2023/06/09

10$の恋

44
「そっかぁ〜」と胸をジーンとさせながら本を閉じた。あぁ、感涙😭✨_。書評家の"よう子"は今は盲人だ。"本間"は、神楽坂に冴えない古書店を構える店主。さてこの二人、幼馴染である。幼い頃に読書で気が通じ合った仲。もちろん気持ちが純粋だったからだけど。やがて離れ離れになり…。20年後、業績不振の出版業界を介して二人はまた繋がる。その道のりが心を揺さぶる。「読書」は心のスイッチ。見えない回路を伝ってどこへでも繋がる。著者の想い、読者、読み友…この広がりは無限大。貴方は今年も良本を読みたい? "ぼくもだよ"☺️2023/01/05

のんちゃん

40
東京神楽坂での物語。主人公は二人。一人目よう子は盲目だか書評の仕事をしている。二人目の本間は古書店店主。共に40歳になる。よう子は木曜日に担当編集者とのランチ会が楽しみ。本間にとって木曜日は離婚した元妻の元にいる5歳の息子に会える日だ。そんな二人にとって木曜日は、ずっと昔、やはり特別な日だった。二人の接点は、、、。素敵な本だった。書物を通しての人と人との関係性が編集者を含めて、素敵だった。題名の「ぼくもだよ。」の一言、最終行の一言でもあるのだが、読み終えて、二人と一緒に思わず私も微笑んでしまった。2023/01/27

よっち

35
「人は食べたものと、読んだものでできている」盲目の書評家のよう子と、路地裏でひとり古書店を営む本間。それぞれが見つけた本が繋ぐ奇跡の物語。神楽坂に盲導犬と住み、出版社の担当・希子と隔週木曜日の打ち合わせが楽しみなよう子。神楽坂の路地裏で古書店を経営し、五歳になる息子のふうちゃんと週に一度会えるのが楽しみなバツイチの本間。点字や本を巡るそれぞれの事情も興味深かったですが、よう子の書いた小説をきっかけに物語の構図がガラリと変わっていって、奇跡のように繋がってゆく過去と未来への期待感がとても印象的な物語でした。2022/12/17

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