出版社内容情報
小体だが、気の利いた旬の料理に、店主・喜八とその兄弟分・弥助の色男ぶりで人気の芝居茶屋かささぎ。
ある日店に、眼鏡をかけた上方言葉の客がやってきた。
風変わりなその男は、常連の娘・おあさの父にして狂言作者の東儀左衛門で、男前の喜八と弥助に台帳(台本)を書く手伝いとして、せりふ読みや立ち回りをしてほしいのだと言い出す。
一方、喜八は近所の大茶屋・巴屋がらみのいざこざに巻き込まれ……。
喜八と犬猿の仲である火付改・鬼勘も絡んで、またひと騒動の予感──大人気シリーズ第二幕!
内容説明
小体だが、気の利いた旬の料理に、店主・喜八とその兄弟分・弥助の色男ぶりで人気の芝居茶屋かささぎ。ある日店に、眼鏡をかけた上方言葉の客がやってきた。風変わりなその男は、常連の娘・おあさの父にして狂言作者の東儀左衛門で、男前の喜八と弥助に台帳(台本)を書く手伝いとして、せりふ読みや立ち回りをしてほしいのだと言い出す。一方、喜八は近所の大茶屋・巴屋がらみのいざこざに巻き込まれ…。喜八と犬猿の仲である火付改・鬼勘も絡んで、またひと騒動の予感―大人気シリーズ第二幕!
著者等紹介
篠綾子[シノアヤコ]
1971年、埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。第4回健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく―新平家公達草紙』でデビュー。短篇「虚空の花」で第12回九州さが大衆文学賞佳作受賞。主な著書に『青山に在り』(第1回日本歴史時代作家協会賞作品賞)。主なシリーズに「更紗屋おりん雛形帖」(第6回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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