出版社内容情報
浅草の油屋・利根屋の娘お玉に、本所髄一の大店の主人との縁談が持ち上がった。
しかし見合いの前日、お玉は置手紙を残して姿を消した。
利根屋の体面と命運を賭して身代わりとなったのは、奉公人のおまい。
当日、〈えにし屋〉を名乗る謎めいた女の元で、おまいは美しく着飾らせてもらい見合いの席に臨む。
しかしその後もお玉の行方は一向に?めないままで……。
浮世には結びたい縁もあれば切りたい縁もある。
縁を商いとする者と頼る者の光と影に、心揺さぶられる長篇時代ミステリー、シリーズ第一作。
内容説明
浅草の油屋・利根屋の娘お玉に、本所随一の大店の主人との縁談が持ち上がった。しかし見合いの前日、お玉は置手紙を残して姿を消した。利根屋の体面と命運を賭して身代わりとなったのは、奉公人のおまい。当日、“えにし屋”を名乗る謎めいた女の元で、おまいは美しく着飾らせてもらい見合いの席に臨む。しかしその後もお玉の行方は一向に掴めないままで…。浮世には結びたい縁もあれば切りたい縁もある。縁を商いとする者と頼る者の光と影に、心揺さぶられる長篇時代ミステリー、シリーズ第一作。
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。91年に『ほたる館物語』でデビュー。96年に発表した『バッテリー』およびその続編で、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞。2011年『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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