内容説明
人は生きる。そして望む。強くありたい。美しく生きたい。そして、どんな時も流されず、自分であり続けたい――と。本書は、愛読者3万人を数える人気メルマガ「風の便り」から、時に勇気を奮い立たせ、時に静寂の中に身を浸させてくれる50のメッセージを厳選したもの。悩みや迷いの中にある時、苦しみや辛さの中にある時、一つの言葉があなたを救ってくれることがある。それは例えば、現実に敗れ、それでも歯を食いしばるあなたをそっと見守る親友の言葉。傷だらけになったあなたを優しくいたわる恋人の言葉。本書はそうした言葉に満ちている。あなたはこの言葉を胸に、再び立ち上がる。自分の人生を歩み始める。敗れることを恐れる必要はなく、すべての苦しみ、悲しみに意味があると知った時、あなたは「この人生でよかった」「この自分でよかった」と確信するだろう。ふと立ち止まった時読んでいただきたい。この本は、あなたの一番大切な一冊になる。
目次
自分の内なる声<br/>パリで画家が育つ理由<br/>若き日のこだわり<br/>たしかな基準<br/>木を植える覚悟<br/>二人の石切り職人<br/>創造性という過ち<br/>生命を見失うとき<br/>自分だけに分かる目標<br/>老化という迷信〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
15
「『成功』を求めて歩むか、『成長』を求めて歩むか」 この一言で目から鱗が落ちました。(自分、今を生きる、子育て、頑張る、、、、が)スッキリしました。 / 「「成長」を求めて歩む」私はいつもこちらが大前提で感想を書いているのを今気がつきました。ナイスさんいつもありがとうございます。2013/05/01
taiyou gyousi
2
喩え話を使いながら、人生の大切なことを知らせてくれる一冊。 まるで詩を読んでいるかのように心に直接入ってくる。2024/01/08
タックン
2
薄い本であるが、すばらしい引用の数々に魅了されるようでした。文章のほうが理解できそうなのですが、少ない文字数でもズシンときました。田坂さんが求めるエッセンスが詰まった本です。この本を読まれてから、著者の本を読めば理解が深まるかも知れませんね。2012/12/28
み~ちゃん
1
田坂氏ならではの深い眼差しを通して語られる50のメッセージは心の深い部分に感動というさざ波を起こす。すぐに読めてしまうものの、深く味わって何度も読み返したい本。2010/01/04
yoshi23
0
自分の人生に後押しをしてくれる言葉がある本です。2012/03/17