出版社内容情報
霙ふる師走のころ、夜討ちの陣吾と呼ばれる裏の世界で畏れられている男が、平九郎の露店にやって来た。
呉服問屋の大店「越後屋」に勤める比奈という女性を晦まして欲しいという。
一方、極寒の「夢の国」に送られた「虚」の一員・惣一郎は、敵の襲来を待ちわびていた──。
江戸と「夢の国」で繰り広げられる平九郎・迅十郎・惣一郎・レラ、暗黒街の凄腕たちの人智を超えた壮絶な戦い。
興奮と感動必至。新直木賞作家の本領、天下無敵の大人気エンターテインメントシリーズ。
内容説明
霙ふる師走のころ、夜討ちの陣吾と呼ばれ、裏の世界で畏れられている男が、平九郎の露店にやって来た。呉服屋の大店「越後屋」に勤める比奈という女性を晦まして欲しいという。一方、極寒の「夢の国」に送られた「虚」の一員・惣一郎は、敵の襲来を待ちわびていた―。江戸と「夢の国」で繰り広げられる平九郎・迅十郎・惣一郎、そして今一人…、暗黒街の凄腕たちの人智を超えた超弩級の戦い。興奮と感動必至。直木賞作家の本領、天下無敵の大人気エンターテインメントシリーズ。
著者等紹介
今村翔吾[イマムラショウゴ]
1984年京都府生まれ。「狐の城」で第23回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞を受賞。デビュー作『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』(祥伝社文庫)で第7回歴史時代作家クラブ・文庫書き下ろし新人賞を受賞。「羽州ぼろ鳶組」は続々重版中の大人気シリーズ。「童神」で第10回角川春樹小説賞を、選考委員(北方謙三、今野敏、角川春樹)満場一致の大絶賛で受賞。「童神」は『童の神』と改題し、第160回直木賞候補にもなった。『八本目の槍』(新潮社)で第41回吉川英治文学新人賞、及び第8回野村胡堂文学賞を受賞、「週刊朝日」歴史・時代小説ベスト10第一位に選ばれた。『じんかん』(講談社)が第163回直木賞候補及び第11回山田風太郎賞受賞、「週刊朝日」歴史・時代小説ベスト3第一位に選ばれた。『塞王の楯』(集英社)で第166回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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