出版社内容情報
死刑囚にして元刑事の明石陽一郎と秘密裏に組むことで、捜査一課の簑島朗は〈ストラングラー〉模倣事件を解決した。
しかし十四年前の連続殺人事件そのものに迫ろうとした時、証拠捏造をした警部補の伊武が射殺される。
それは警察内部に再審請求を望まぬ者がいることを示していた。
簑島は困惑しながらも、拘置所内の明石と協力し、新たなる少女失踪事件解決と大量殺人計画阻止に動く。
さらに捜査協力の代償として、冤罪を証明する証拠を集め始めるのだが……。待望の続編登場!
内容説明
死刑囚にして元刑事の明石陽一郎と秘密裏に組むことで、捜査一課の蓑島朗は“ストラングラー”模倣事件を解決した。しかし十四年前の連続殺人事件そのものに迫ろうとした時、証拠捏造をした警部補の伊武が射殺される。それは警察内部に再審請求を望まぬ者がいることを示していた。蓑島は困惑しながらも、拘置所内の明石と協力し、新たなる少女失踪事件解決と大量殺人計画阻止に動く。さらに捜査協力の代償として、冤罪を証明する証拠を集め始めるのだが…。待望の続編登場!
著者等紹介
佐藤青南[サトウセイナン]
1975年、長崎県生まれ。第9回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『ある少女にまつわる殺人の告白』にて2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
92
2作目です。展開から、今回で終わるのかなと思っていましたが、終わりませんでした。主人公も錯乱気味で、少々気になるところなんですが、基本的には、面白いシリーズだと想っています。終盤にかけては賛否が割れるのかもしれないけれど、物語に弾みがかかったようで、楽しめました。早く続編を期待したいです。2022/11/04
ma-bo
76
前作の投稿で、ここで終わるの?感想は次作の展開を確認してからにしようかな...って書いたが今回もまたもや続きが気になる終わり方。引っ張るなぁ。今の状態だとあらすじを追ってしまうだけになるなぁ。3作目が近々発売されるみたいだし。感想も引っ張らさせてもらお😁💦2023/01/31
森オサム
63
ストラングラーシリーズ二作目。今回は連作短編集となり、各話でそれぞれ別の事件を解決して行くと言う流れ。警察官で有りながら、自分と関係無い事件を部外者の仲間と勝手に捜査する、と言うファンタジー設定には耐えるとしても、その事件が陰惨で救いが無いのは少々キツいなぁ。そもそも物語を貫くストラングラー事件の真相は、まだまだこれから先が長そうですので、もうしばらく寄り道かな?。しかし前作以上に今回のラストはぶっこんで来ましたねー、出版リアタイで読んでれば一年待ちになる所。いやー、明日読める幸せよ(笑)。ハマって来た。2023/07/09
fuku3
60
2022.3.16読了。シリーズ第2弾。14年前に元刑事の明石は4人の風俗嬢を殺し死刑囚として服役中!恋人を殺された蓑島刑事は証拠捏造した同僚刑事の伊武に会いに行ったら伊武が撃たれて死亡!警察内部に明石の再審を望まない奴がいる⁉︎蓑島は明石の冤罪に確信を強めた!所轄の矢吹加奈子が蓑島達の仲間に加る!明石が冤罪の証人を思い出し探しだすも⁉︎明石はもっと冷徹で異常性が有ると思ったがとても繊細で小心者の部分があり少し拍子抜け!安楽椅子探偵ならあの"羊たちの沈黙"のレクター博士の様に描いて欲しかった!真犯人は⁉︎2022/03/16
ミーママ
55
図書館の本📚️ 前作を読んだときも次が気になっていたが、今回もラストが・・・ 次回作が読みたい‼️ 2022-702022/08/20