出版社内容情報
京都西町奉行所同心、榊玄一郎の元に、手下の小吉が現れた。
堀川に相対死(心中)の水死体が上がったのだという。
骸が発見された橋のたもとに向かった玄一郎だが、現場には西町奉行の侍医、久我島冬吾の姿があった。
この医者は頼みもしないのに勝手に検分をして、同心たちとは全く違う見解を述べるので、評判はかなり悪い。
しかも『相対死は三日間、四条河原に晒される』という法度があるにもかかわらず、
久我島は玄一郎に、人助けと思って、心中である事実をもみ消せと言い出した。
一体何が目的なのか!? しかしこの心中事件が市中を震撼させる事態へと発展していく──。
内容説明
京都西町奉行所同心・榊玄一郎の元に、手下の小吉が現れた。堀川に相対死(心中)の水死体が上がったのだという。骸が発見された橋のたもとに向かった玄一郎だが、現場には西町奉行の侍医、久我島冬吾の姿があった。この医者は頼みもしないのに勝手に検分をして、同心たちとは全く違う見解を述べるので、評判はかなり悪い。しかも『相対死は三日間、四条河原に晒される』という法度があるにもかかわらず、久我島は玄一郎に、人助けと思って、心中である事実をもみ消せと言い出した。一体何が目的なのか!?しかしこの心中事件が市中を震撼させる事態へと発展していく―。
著者等紹介
三好昌子[ミヨシアキコ]
岡山県生まれ。嵯峨美術短期大学洋画専攻科卒業。第15回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『京の縁結び 縁見屋の娘』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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