ハルキ文庫 時代小説文庫<br> しあわせ大根―一膳めし屋丸九〈5〉

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ハルキ文庫 時代小説文庫
しあわせ大根―一膳めし屋丸九〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 233p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758444019
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大晦日。丸九のおかみ・お高を、想い人で、亡き父・九蔵が板長を務めた料亭英の跡取り・作太郎が訪ねてくる。
贔屓の客用のおせち重のうち、煮しめの段の中身が消えてしまったのだという。
作太郎は、九蔵の味を継ぐお高に、代わりの煮しめを作ってほしいと頭を下げる。
でしゃばるようなことはしたくないとお高は尻込みするが──。
だしがたっぷり沁み込んだ風呂吹き大根、酢醤油でいただく蟹鍋煮、ほっと温まるあずきの汁粉……。
人々の日々を支える一膳めし屋と、高級料亭の矜持がぶつかって、なにやら波乱の予感!? 
シリーズ第五作。

内容説明

大晦日。丸九のおかみ・お高を、想い人で、亡き父・九蔵が板長を務めた料釣英の跡取り・作太郎が訪ねてくる。贔屓の客用のおせち重のうち、煮しめの段の中身が消えてしまったのだという。作太郎は、九蔵の味を継ぐお高に、代わりの煮しめを作ってほしいと頭を下げる。でしゃばるようなことはしたくないとお高は尻込みするが―。だしがたっぷり沁み込んだ風呂吹き大根、酢醤油でいただく蟹鍋煮、ほっと温まるあずきの汁粉…。人々の日々を支える一膳めし屋と、高級料亭の矜持がぶつかって、なにやら波乱の予感!?シリーズ第五作。

著者等紹介

中島久枝[ナカジマヒサエ]
東京都生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。フードライターとして活躍し、讀賣新聞夕刊にて「甘味主義」を連載中。『日乃出が走る 浜風屋菓子話』で第3回ポプラ社小説新人賞の特別賞を受賞し、作家デビュー。「日本橋牡丹堂 菓子ばなし」「一膳めし屋丸九」両シリーズにて第8回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しんごろ

173
ちょっと波乱な展開。まあ、なるようになったけど、英(はなぶさ)はなんとかならなかったのかなと思う。店の経営は難しいね。経営がわからなくても作太郎がいればモチベーションが上がって立て直せたかも。作太郎、ウジウジというか煮え切らない態度にイライラする。このままじゃ中途半端な人間になってしまいそう。お高は草介の方がお似合いだと思うけど、さてさて恋の行方はどうなることやら。いろいろあったけど、丸九の料理は背伸びしない料理でいいあ。これぞ“THE・定食”だね。お汁粉、食べたいな。2021/05/01

おしゃべりメガネ

90
シリーズ第5弾。ここまでくると予想もつき、ある程度わかってはいつつもやっぱりどうしても「作太郎」にイライラしてしまう自分がいます。過去からの事情だなんだとわからなくはないのですが、さすがに子供じゃないんだからいい加減、自分の立場、立ち位置をわきまえてほしいと思うのは読む側の単なるワガママなんでしょうかね。そんなウジウジ&ふらふらとしている彼によくもまあ「お高」さんも付き合うなと。ま、ある意味似た者同士の二人だからこそなんでしょうね。本シリーズ、誰が一番まともかって女中の「お栄」さんにしか思えないですね。2024/12/15

タイ子

85
シリーズ第5弾。一膳飯屋の丸久の年の瀬から年始にかけてのお話です。丸久のおかみ・お高の好きな人作太郎は料亭英の跡取り。おりょうという許婚が店を切り盛りしているが、最近どうやら料亭の雲行きが怪しくなっている。その料亭で作られたおせち料理の中身が消えた。何らかの意図で起こった出来事には理由があった。料亭を継ぐ気のない作太郎の意思と許婚と言われてきたおりょうの気持ち。それを眺めるしかないお高の恋心。あー、じれったいぞ。作太郎よ、ハッキリしろ!でも、ほかほかの炊きたてご飯は相変わらず美味しそう。2021/05/02

はにこ

43
作太郎の実家、英に不穏な雰囲気が。そもそも作太郎がしっかりしないのがいけない気がするんだが。。お高はどこが好きなんだろう。。許嫁がいても好きでいられるのもある意味すごいな。おりきもだけど、駄目男が好きだねぇ。お近も相変わらずだし。。でもまぁ、良いトリオよね。2021/08/14

優希

41
一膳飯には人を幸せにする力があるのだと思いました。2022/08/03

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