内容説明
「やめた方がいいよ。オペ、向いてない」初期研修が終わり、専門研修を定めようとしている最中、先輩医師に衝撃的な一言を投げつけられた美南。医者に向き不向きはあるのか？本当にいい医者とは？悩む美南を余所に、後輩指導、患者対応、子育てと、続々と問題は降りかかってくる！美南は目指す理想に近づけるのか？真っ直ぐな女性医師の活躍を描いた医療ドラマ、旅立ちの最終巻！
著者等紹介
史夏ゆみ［トゲユミ］
神奈川県生まれ。早稲田大学卒。別名義で脚本を執筆。２０１８年、『イダジョ！』シリーズで作家デビューを果たした（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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よっち
29
初期研修が終わり、専門研修を定めようとしている最中、 先輩医師に衝撃的な一言を投げつけられた美南。医者に向き不向きはあるのか？悩む美南を余所に、後輩指導、患者対応、子育てと、続々と問題は降りかかる第三弾。景見は依然として海外勤務で、籍を入れず子育てをしながら初期研修をこなしてきた美南が直面する数々の課題。真摯に向き合ってきたつもりでも傍から見たらどうなのか、どうすべきなのか、きちんと向き合って話し合わないとわからないこともありますよね。そんな様々なことに真摯に向き合って解決していく姿が印象的な結末でした。2021/02/14
はな
24
今までの中では1番好感がもてた。外科医に向いていないと言われて、気にしないと言っていたけれど景見先生から理由があるはずだとはっきり言われ、再度見つめ直してきちんと向き合えたのはよかった。医者になるのはたいへんで一筋縄ではいかないなとあらためて感じました。後輩を育てて行くことで見えてくる世界があるのだなと思いました。2021/05/30
sugar&salt
10
後輩指導は分かるなーって思いながら読んでいた。挨拶しない、返事しない・・・めっちゃ分かる！でも、最後には美南の指導がきちんと伝わっていたのが分かって嬉しかった。 前作でも思ったけど、別に結婚すれば良くない？って思う私は考えが古いのかなー。2021/12/16
Ayakankoku
9
シリーズ完結編。相変わらず軽めのタッチの小説だった。2021/02/27
こばゆみ
9
正直あまり好みではないｼﾘｰｽﾞだったけれど、「完結編」ならば読もうと思って読了。色恋沙汰に現を抜かしていた主人公も仕事に邁進してたし、いろいろと丸く収まって良かった良かった。ただそこまで本格的な雰囲気でもないのに医療用語の説明が多くてちょっと疲れたな…2021/02/15
