内容説明
江戸で質の悪い風邪が流行り、市中の食べ物屋も閉めることになった。日本橋にある一膳飯屋「塩梅屋」の季蔵も、滋養があって美味しい粥を持ち帰り用に売ることに。一方、奉行の烏谷からは、老中首座に長寿膳も作って欲しいと頼まれる。そんな折、船頭の豪助が季蔵の手伝いにと紹介した女性が元許嫁の瑠璃にそっくりで…。腕が立つ料理人&闇の仕事人・季蔵が江戸の悪を討つために、今日も奔る。二五〇万部突破の大ベストセラーシリーズ、記念碑的第四〇弾、益々絶好調。
著者等紹介
和田はつ子[ワダハツコ]
東京都生まれ。日本女子大学大学院卒。出版社勤務の後、テレビドラマ「お入学」の原作『よい子できる子に明日はない』、『ママに捧げる殺人』などで注目される。ミステリー、ホラーの著作が多数ある。近年は時代小説を精力的に執筆するほか、小説の他に、ハーブ関連書などもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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