ハルキ文庫<br> あなたとオムライス―食堂のおばちゃん〈8〉

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ハルキ文庫
あなたとオムライス―食堂のおばちゃん〈8〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758443531
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

なつかしのオムライス、うすいえんどうの豆ごはん、ロールキャベツ、アジフライ―。佃はじめ食堂の常連客でお酒も卸している辰浪康平は四十歳すぎで気楽な独身。両親が息子の将来を心配して、代理婚活の会に入会した。子供の代わりに親同士が見合いして結婚相手を探すという。康平は三十三歳の女性とつき合い始めたが…。幸福な出逢いとかけがえのない思い出。はじめ食堂に集う人々の人生模様と、季節の美味しくて庶民的なご飯を描く、大人気シリーズ。(巻末に著者のレシピ付き)

著者等紹介

山口恵以子[ヤマグチエイコ]
1958年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。会社勤めをしながら松竹シナリオ研究所でドラマ脚本のプロット作成を手掛ける。2007年『邪剣始末』でデビュー。13年、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務するかたわら執筆した『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

344
いやあ、あいかわらず料理が美味しそう。万里の料理の腕も確実にあがってるね。日本酒も飲んだことある日本酒がでると、ついついにやけてしまうね。康平さんに瑠美先生……、春が来てほしいよね。新型コロナ騒動の中、はじめ食堂は大丈夫そうで何より。でもね、はじめ食堂の常連になったつもりで読んでるからさあ、ラストにまさか涙がでるとは思わなかったわ。エッ!となるよね。突然すぎるよね。「間違いなく幸せな人生を送ってたよ」と自分も言いたい。2020/07/20

タイ子

134
シリーズ第8弾。現在進行形の食堂小説はコロナの問題に触れているのか、小説なのでそこはフィクションの世界にしているのか(サザエさんみたいに)今回そこが一番興味がありました。でも、山口さんはしっかりそこを踏まえた上で「はじめ食堂」をいつものように楽しく美味しそうに、そしてお馴染みさんの人生模様をじっくり読ませてくれました。慰安旅行の熱海の旅模様が何とも羨ましい。ラストに驚きの出来事が…。人生悲喜こもごも、しみじみ感じる。今作の一子の名言「知恵は後から付けられるけど、人が好いのは生まれもったお宝だからね」2020/08/08

ゴンゾウ@新潮部

123
今回は康平と菊川先生にヤキモキしていたら最後に常連の後藤さんの突然死が待っていました。コロナ禍でも明るく振る舞うはじめ食堂に集う人々の日常が描かれていたのに。2023/03/20

まさきち

120
いつになく波乱万丈はなく、ただただ美味しい料理とあたたかい空気を楽しめたと思っていたら、ラストで常連の後藤の退場という最上級の波乱に見舞われてびっくりしました。そしてタイトルが後藤のために用意され、そのエピソードが本当に素敵で、可愛らしくて羨ましく思いながらの読了で、満足のいく一冊でした。2022/09/30

おしゃべりメガネ

111
シリーズ第8弾となりました。レギュラー、準レギュラーも不動のまま、しっかりと安心&安定な作品は変わらずですが、本作においてほのかな出会いと寂しい別れが演出されています。本作の中で『はじめ食堂』の若頭「万里」が、助っ人で加入して6年が経過してるコトが改めてわかります。今ではすっかり食堂の中心メンバーとして、食欲そそるメニューを次から次へと提供してくれています。前作はカレー、本作はオムライスとシンプルながら最強メニューをテーマに綴られる食べ物描写は相変わらず素晴らしいです。「はな」ちゃん、出番少なめでした。2023/09/26

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