内容説明
天才たちのあの傑作はこうして生まれた―ビートルズの音楽作品の製作過程に光をあてて、彼らの人生の歴史を綴った一冊。アビイ・ロード・スタジオの保管庫に眠る四百時間以上ものテープを発掘し、音楽的「事実」を積み上げて描くビートルズ評伝の決定版!「自由な吟遊詩人である彼らの言葉に耳を傾けて、楽しいひとときをどうぞ」(序文より)。待望の文庫化。
目次
アビイ・ロード・スタジオの中で(「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」)
リヴァプールからやってきた四人の若者
栄光への第一歩(アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」)
ショーをやれ!(「ハンブルク=リヴァプール往復巡業時代」)
音楽はどこへ行った?(アルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」)
ブライアンと共に―マネジャー、ブライアン・エプスタイン
おかしなコードが聞こえた(アルバム「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!(ア・ハード・デイズ・ナイト)」)
人気の重圧―ビートルマニア
闘いに疲れて(アルバム「ビートルズ・フォー・セール」)
天才たち―レノン&マッカートニーの共作
フレッシュ・サウンド(アルバム「ヘルプ!」)
四人の相乗作用―その不思議なカリスマ性
成熟期(アルバム「ラバー・ソウル」)
「シンフォニーのように」―プロデューサー、ジョージ・マーティン
夢の色を聴け(アルバム「リボルバー」)
僕らは世界を変えたいんだ―ドラッグ、政治、精神世界
芸術としてのロックン・ロール(アルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」)
仕組まれたカオス(アルバム「マジカル・ミステリー・ツアー」)
ジョンとヨーコのバラード
グループ内の混乱とあふれる創造性(アルバム「ザ・ビートルズ」)
辛い時代(アルバム「レット・イット・ビー」)
解散のニュース、世界をかけ巡る
最後の傑作(アルバム「アビイ・ロード」)
時代の象徴として―歴史の中のビートルズ
著者等紹介
ハーツガード,マーク[ハーツガード,マーク] [Hertsgaard,Mark]
ジャーナリスト、文筆家。『ニューヨーカー』『ヴァニティ・フェア』『ニューヨーク・タイムズ』『エスクァイア』『ローリング・ストーン』の各誌に健筆をふるう
湯川れい子[ユカワレイコ]
東京・目黒に生まれ、山形県米沢で育つ。ジャズの評論家としてデビュー後、ラジオのDJ、ポップスの評論・作詞を手がけ、現在に至る。著書『幸福へのパラダイム』(海竜社)で第10回日本文芸大賞ノンフィクション賞を受賞。近年は、ボランティア活動に多くの時間をさき、音楽療法の普及にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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aloha0307
阿部義彦
たかしくん。
まさ☆( ^ω^ )♬
てっちゃん