内容説明
千駄木すずらん通りの一番端にある、四代続くトトキ時計店。店番の十刻藤子は、仕事のあとで専門学校に通うほど時計に興味を持つようになった。そのきっかけを作ったのは、スイスから来た時計師・ジャンとアキオ。ジャンは有名な時計師一族の御曹司で、通訳兼世話係のアキオと共に兄弟と偽ってお忍びでやってきたのだ。半年ぶりに戻ってきたふたりとともに、様々な日常の謎をラグジュアリーな時計と高度な時計の知識で解決していく、書き下ろし下町ミステリー。シリーズ第二弾!
著者等紹介
柊サナカ[ヒイラギサナカ]
1974年、香川県生まれ、兵庫県育ち。日本語教師として7年の海外勤務を経て、第11回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として、2013年『婚活島戦記』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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