ハルキ文庫<br> トップリーグ

個数:
電子版価格
¥836
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ハルキ文庫
トップリーグ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月27日 05時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758442718
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「トップリーグ」とは、総理大臣や官房長官、与党幹部に食い込んだごく一部の記者を指す―大和新聞の松岡は、入社一五年目にして政治部へ異動、またたく間にトップリーグ入りを果たした。一方、松岡と同期入社だった酒井は週刊誌のエース記者として活躍している。そんな酒井が「都内の埋め立て地で発見された一億五千万円」の真相を追ううちに、昭和史に残る一大疑獄事件が浮かび上がってきて…。各紙誌で大絶賛され、続々重版された「官邸」の最大のタブーを抉る問題作、熱望の文庫化。

著者等紹介

相場英雄[アイバヒデオ]
1967年新潟県生まれ。89年に時事通信社に入社。2005年『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー。12年BSE問題を題材にした『震える牛』が話題となりベストセラーに。13年『血の轍』で第26回山本周五郎賞候補および第16回大藪春彦賞候補。16年『ガラパゴス』が、17年『不発弾』が山本周五郎賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アッシュ姉

80
さすがの読み応え!政治家とマスコミの関係性がよくわかる。官房長官に目をかけられてトップリーグ入りを果たした新聞記者の松岡。昭和史に残る疑獄事件の隠された真相を追う雑誌記者の酒井。二人の視点から交互に進み、目が離せない展開。官邸最大のタブーを暴くことはできるのか。登場人物のモデルが丸分かりなので臨場感たっぷり。ここまで露骨に書いて大丈夫かと相場さんの身を案じながらも、ぼかしてあるのでセーフだな。リアリティを追求するなら結末はある程度予想できたが、続編でどこまで明かされるか楽しみにしたい。2020/08/27

あすなろ

80
相場さん。面白過ぎなんですよ。そして現在の政権とラップし過ぎなんですよ。●官房長官ならぬ阪官房長官に飛ぶ鳥を落とす勢いでトップリーグに持ち上げられ、サクセスストーリーの痛快さとその恐ろしさと政治と報道の親和性からの恐ろしさ。ようこそ、トップリーグの世界へ。自分の見たい景色が見られるところまで後少しだ…。2巻はラストに対峙した●●首相ならぬ芦原首相のトップリーグになっているのか?そこの分水嶺は一切出さずに一巻は幕切れ。2巻を今日買おうか迷ってしまう恰もノンフィクションの様なストーリーテラーの才が込められる2019/10/14

TAKA

64
政権の中枢にいる人物が、邪魔な週刊誌を追い払うためにマル暴な手を借りるなどありえない。いや事実あり得ることだろう。結論は次作に委ねたか。おそらく事実に基づいた話のような感じはするがフィクションとしては政治の生臭さに最大限楽しめた。なんせあの総理にあの官房長官だし。マスコミもこの政権下で弱小化したからな。史上最大の忖度政権だったわけだから。権力ほどおそろしいものはないな。2023/06/01

ナミのママ

55
単行本の感想に「終わり方が…」と書かれているものが多く読むのを躊躇していましたが、続編が出て文庫化されたので手にしてみました。モデルはロッキード事件。登場人物が往年のあの人か?と思わせる書き方で面白かったです。かつての同僚だった松岡と酒井、新聞と週刊誌の記者という立場からの視点も緊迫感があります。事件に迫っていく酒井から目が離せずにいましたが、それだけに。確かにこの終わり方はすっきりしません!続編に期待です。2019/09/20

GAKU

48
好きな作家さんですが、新聞記者の主人公と、政界の疑惑という題材に興味が持てず、今まで読むのをためらっていました。しかし読み始めたらあっと言う間に惹き込まれ読了。大変面白かったです。とは言え今ひとつ釈然としない結末に。多くの読友さん達がレビューしているように、これは引き続き続編を読まねば! 2022/06/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14083956
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。