内容説明
大正末期、彗星のごとく登場し、悲運の果てに若くして命を絶った天才童謡詩人・金子みすゞ。子どもたちの無垢な世界や、自然や宇宙の成り立ちをやさしい詩の言葉に託し、大切な心のありかを歌った全百篇を収録。目に見えない「やさしさ」や「心」を、もう一度見つめ直すための一冊。新装改訂版。
目次
大漁
花の名まえ
小さなうたがい
わらい
星とたんぽぽ
夢から夢を
仙崎八景
積った雪
著者等紹介
金子みすゞ[カネコミスズ]
1903‐1930年。山口県長門市に生まれる。西條八十らに称賛されたが、26歳で自殺。半世紀を経て発掘・再評価され、『金子みすゞ全集』(JULA出版局)などが刊行される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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