内容説明
「猫は教科書」「噂好きの猫」「うずまき猫の行方」「百猫百様」「迷いネコ」「元気な老女王」…など、女王様気質の老ネコに振り回されながらも楽しく共に暮らす著者の“猫愛”が炸裂!笑いが絶えない猫エッセイ&小説。(巻末に群ようこ略年譜がついています)
目次
1 私と猫たちの生活(猫は教科書;魔法をかける猫 ほか)
2 話の好きな猫(噂好きの猫;“にやんにやん”の意味 ほか)
3 町の猫たち(犬や猫のいる町;わが心の町 ほか)
4 猫の人生(うずまき猫の行方;男の責任 ほか)
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。1977年日本大学藝術学部卒業。本の雑誌社入社後、エッセイを書きはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。その後作家として独立。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちゃとら
57
群ようこさんの猫愛全開🐈保護して飼っている猫しいちゃんの話😸八百屋さんで飼っている老女猫は噂話が始まると、いつも起きてきてじーっと座っている😅💦子供の頃飼っていたトラの旦那と思われるノラ猫に「男なら責任取りなさい!」と説教をしたお母さん。昔は尻尾の長い猫は二股に割れて猫又になると嫌がられたとか。死目を見せない為にいなくなる猫は、木曽の御嶽山に修行に行ったのだ!とか迷信も面白かったです。一気読みでほっこりできる本でした🙆♀️2020/09/06
はっぱ
23
エッセイ?面白くサクサクっと読めた。猫の様子。猫と接する人々、作者。陽だまりの様な話。夜中に作者を起こそうと、猫の手で作者の瞼を押し上げようとする、恐るべし二十歳の女王様気質の老猫。(笑)猫の僕と化している作者であった。2022/01/15
宇宙猫
14
★★★★ ちょっと古いので猫の扱いが...ってのもあるんだけど、20年前と考えると大事にされてたんだよね。猫愛が伝わってきてよかった。2021/09/20
みぃすけ
9
いろんな本から寄せ集めたアンソロジーだから読んだことのある話もチラホラあったけれど、猫愛に満ちた安定の面白さで、タイトルの「たかが猫、されどネコ」の一言につきますね!2019/10/27
timeturner
8
どこかで読んだ気がする話が多いなあと思っていたら、既刊本からピックアップした猫アンソロジーだった。ブー、トラ、ビーなども登場し、猫話が好きな人向けの入門書みたいな感じ。エッセイかと思うと小説というのもあってちょっと混乱する。2020/08/11