ハルキ文庫
がんこスーパー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758442060
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

リストラの憂き目に遭いつつ、転職口が見つかりホッとしていた中年男・青葉一成。だがそれもつかの間、今にも潰れそうな弱小スーパーの副店長として派遣されることになってしまう。ミッションは、もちろん売り上げアップ。しかし、店長には他店のスパイと疑われ、パートの面々もやる気なし。逆境のなかで、ある日ご近所の老女からヒントを得た青葉は、崖っぷちスーパー再生のために立ち上がる!第二の人生を豊かにしたい人へ贈る、栄養満点の温かな物語。

著者等紹介

山本甲士[ヤマモトコウシ]
1963年生まれ。主な著書に、巻き込まれ型小説として評判を呼んだ『どろ』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

213
この物語の主だったスーパーの再建策は、ニュースで見たりして知っているから、斬新さは感じませんが、それでも面白かったですね。みんな良い人ばかり。こういう優しさ溢れるお仕事小説はいいですね。しかもラストの終わり方も好き。やっぱりハッピーエンドで終わるのは、幸せな気分になれるしいいね。ただし一成の奥さんの友枝は苦手だな。 理多のピアノを聴いてみたい。もちろんリクエストはジャズの曲だね。心が癒やされ、気づきももらい、ハッピーな気分になれるお仕事小説でした。2019/10/18

相田うえお

135
★★★★☆19006 食品会社の営業課長だった男性がリストラで早期退職するシーンから始まります。次の職場で同等のポストを確保して転職したものの、事情が変わり、潰れかけたスーパーの副店長として働く事に。はたして経営を立て直すことが出来るのか!的な話です。本作品、真保裕一さんの『ローカル線で行こう!』みたいなトントン拍子系で、一気に読める安心第一風小説で良かったですよ。登場する人物の殆どがいい人ばかり。でも奥さんはちょい苦手。いや〜、いい人とのご縁は有難いですね。ほんと、どこでどうなるか分かりませんから。2019/01/06

ふじさん

99
会社をリストラされた青葉一成の再就職先は、倒産寸前の小さなスーパーの「みつばストア」、副店長として働き始めたものの、店長には相手にされず、店員もやる気なし。そんな中、アパートの隣の老女からヒントを貰い、その人の伝手で地域の農家の人々との繋がり無農薬の有機野菜を仕入れることができ、それをがんこ野菜と名付けて売り出し、さらにはそれを総菜にして売ることで店の売り上げアップに成功。さらには、従業員の様々なアイデアを活かした店づくりで倒産寸前の店の再生を成し遂げる。人々の優しさと温かさが実感できる物語。 2021/04/13

やも

86
いまにも潰れそうなスーパーに左遷されたサラリーマン。ここの回復加減で昇進かクビかが決まるってぇ!?なんてこったい💨起死回生を狙って、まずはお金のかからない笑顔と気配りから‼️身近なスーパーあるあるがいっぱいで読んでてうんうん🎵出てくる和のお惣菜も美味しそうやーん✨とんとん拍子で、すこーーしパンチに欠けるかもだけど、サクッと安心して楽しめた🤗2024/01/26

ゆみねこ

81
リストラで転職した青葉一成は、潰れそうな弱小スーパー「みつばストア」に副店長として派遣される。崖っぷちスーパーの再生の物語。上手く行きすぎとも思ったけれど、爽やかで後味の良い読後感です。2018/12/23

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