内容説明
どうしてもやめられない日なたぼっこ、山奥の温泉で真っ裸のまま男性用露天風呂をのぞいて見てしまったもの、オードリー・ヘプバーンの髪型にするはずが鳳啓助に似てしまった友人、かわいい女の子だけにすり寄る近所のブチ猫、寝ている間に脳にたまった電磁波を取り除くことが出来る(?!)アイマスク…。大爆笑必至のエッセイ本、装いも新たに登場!著者の自信作「税金童話」も収録。
目次
第1章 ちょっとピンボケ(ユウウツな確定申告;運命の赤い糸 ほか)
第2章 猫だましの一発!(小錦の不思議;男性パーマは危険な香り ほか)
第3章 月日の数だけ恋してる(猫は教科書;人生最後の食事 ほか)
第4章 埴輪の宿便取り(毛穴にひそむ老化の影;鬼胡桃で脳味噌スッキリ ほか)
第5章 つれづれなるままに(迫りくる大波;めでたくもあり、めでたくもなし ほか)
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。1977年日本大学藝術学部卒業。本の雑誌社入社後、エッセイを書きはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。その後作家として独立。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
柊文庫本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
したっぱ店員
35
新刊ー♪と何も考えず購入、読んでいくと「あれ?なんか題材が古い?しいちゃん(著者の飼い猫)もいない?」。立花隆氏のくだりで笑って…私これ読んでるとやっと気づく。新潮文庫版と同じでした。持ってるって。とほほほ。でもほとんど忘れてるんで、初読のように楽しんだからいい!(負け惜しみ)2018/05/03
みかん
9
群さんが40歳前後のときに書いたもの。沖縄に行って水着になったり、時にはスキーをしたり、結構アクティブだったんだな。2021/01/23
ダイアナ
4
平成11年に刊行されたエッセイの再刊。若い群さん、やっぱりキレッキレ。特に女性に対してだけ気を遣うおやじを「ぶりっこおやじ」と名付けたり、旅行の荷物を減らしたいがために男性用の紙パンツを試したり。気楽に読めて適度に共感できる群さんのエッセイ、最高。2019/06/04
みのにゃー
3
エッセイ。平成11年に新潮文庫で敢行されたものをハルキ文庫で再敢行。だから実際に群さんが書いたのは20年以上前。内容は古いけど十分楽しい。印象に残ったのは、編集者が実家で出会った猪の話。私もパンをあげたら良かったのにと一瞬思ったが、パンをあげてしまうと味を閉めた猪が、通行人を襲うようになるかもしれないので、やはりあげなくて良かったのだと思う。2018/09/01
おゆみ
2
新しいのかと思って買って、群さんが40代とか言ってるので「ん?」と思ったら、20年以上前のエッセイでしたか。 群さんのエッセイは、ゲラゲラ笑えるわけでもなく、かといってためになるでもなく考えさせられるでもなく、むしろいい意味で「なんも考えなくていい」ので、ガッツリ本を読みたいわけじゃないんだけど、活字中毒なので何か本は読みたい!ってときにホントにピッタリ。2018/05/21
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