内容説明
売り出し中の女岡っ引き・お半。実は大泥棒ねずみ小僧の妹で、兄をお縄にするべく十手を手にしたが、心の底ではねずみ小僧が足を洗う日を夢見ている。そんな彼女のもとに、贋金事件が舞い込んだ。一方、浅草にある髪結「つばめ床」の女将おちかは、年番方与力の宇津木弾正が切腹したことを知る。奉行所に押収された贋小判千両の紛失が理由のようだが…。亭主の千之介とともに真相を探るおちかに危機が!?ますます目が離せない、シリーズ第九弾!
著者等紹介
和久田正明[ワクダマサアキ]
1945年静岡県生まれ。テレビ時代劇の脚本を数多く手がけた後、時代小説の執筆に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
95
髪結の亭主「炎の紅襷」9巻。百太郎さんと次郎吉の妹お半さんカップル誕生ですかね、おちかさんと千代之介さんのようになって欲しいですね、ほのぼのとした結末でした。2018/04/29
goodchoice
3
今回は百太郎に陽が当たり、メデタシ、メデタシとなった。次郎吉も妹のお半には形無しだ。2018/05/13
定年おやじ
1
新しい女性の登場で華やかになりましたが、今回の事件は殺伐とした殺しが多くて…。次巻に期待です。2020/05/20
もりみー
0
ついに次郎吉の身内登場。なかなかの人物とお見受けしました。今回もテンポよく読了。もっと読者数が増えてもいいのになあと。2023/11/13
Masayoshi Arakawa
0
20181213 108 急に寒くなって10℃を下回りマフラー無しでは外出もままならないこれからどんどん寒くなって行くんでしょうねぇ❗風邪を引かないようにね、皆さん❗2018/12/13