内容説明
よもやの途中棄権―箱根駅伝で久しぶりにシード落ちした修学院大だが、まったくめげていない。走水剛は、同じ三年生の圧倒的エース・相生の背中を追いつつ、日々ぐいぐいと走る。以前の剛を凌駕するほど生意気で、かつ美少年の後輩・飛松をはじめ、優秀な新一年生を迎え気合い満々だ。チームとしては、もちろん予選会を突破しての箱根出場!そして剛自身は「山上り」の5区を走る!!彼らの目標は果たして実現するのか―。青臭さ全開で思わず胸が熱くなる大好評シリーズ、待望の第三弾!
著者等紹介
須藤靖貴[スドウヤスタカ]
1964年東京都生まれ。駒澤大学文学部卒業。スポーツ誌や健康誌の編集者などを経て、99年に『俺はどしゃぶり』で小説新潮長篇新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むーちゃん
96
三巻読了。 箱根駅伝。 非常に面白く、ちょっと泣ける場面も。 ちょうどランニングに力入れてるときにこの本に出会って良かったなと。 4巻。実業団へ。 2020/03/17
ぐりぐら
12
箱根駅伝を前になんだか読みたくなり再読。やはり主人公タケルの泥臭いちょっとアホキャラがとても好きだ。あしたの箱根駅伝もまたドラマが生まれるのだろうなぁ。2014/10/26
緋莢
11
箱根駅伝5区での途中棄権、さらに繰り上げスタートで襷を繋げられなかった修学院大学。シード権を逃したが、剛以上の生意気な新入生・飛松らが 加わり、箱根駅伝へ向けて、新たなスタートを踏み出す。だが、予選会以降に思わぬアクシデントが発生し・・・2016/04/05
りの
8
タケルの大学3年の一年間。タケルにとって上出来の一年間で楽しく読めました。箱根の描写がかなりアッサリなのが少し残念。相生君が印象的。優一と矢名先生がでてきたのが良かったな。2014/08/29
ひまわり
7
デッドヒート第3弾。この巻は,私の中で「風が強く吹いている」を越えました↑↑↑後半は涙でうるうる。飛松,ええキャラや。剛のお父さんは本当にすごい。尊敬。優一はいつでも剛を応援している。https://ameblo.jp/nonno-96/entry-12582370751.html2020/03/15