感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
107
兄弟十手江戸つづり3作目 2012.08発行。字の大きさは…小。勘違い、赤さん盗難、初秋の仇討ち、終章の4話。妹・美琴が、兄・南町奉行所の隠密廻り方同心・立原精一郎を助けて探索して行く物語です。此度も、兄・精一郎を助けて女だけの盗賊団・猫目組を壊滅し、そして亡父・新左衛門の仇・弁五郎を兄妹で討ちとりました。本当に仲の良い兄妹です。読んでいて、ほっこりします。この物語は、精一郎と美琴の仲良し兄妹の物語として読みました。読後感が良いです。 最後の章に「終章」と書いてありますから、物語は、これで終わりですね。 2020/09/28
むつこ
29
兄妹シリーズ3作目で完結。おてんばな妹も同心仕事の兄も少しずつ落ち着き、恋模様も仲良く進みそうなラスト。この続編(セカンドシーズン)できないかなぁ。2021/02/24
ぶんぶん
14
【図書館】最終巻(?)らしい、最後に来て持ち直した様です。 今回は、前2作と違い長編でした、この作家は長編の方が力量を発揮する作家かと思います。 二人の縁談も仇である弁五郎との決着もついた、ちょっと結果を急ぎ過ぎた感もあるが、まぁ良しとしよう。 兄弟の駆け引きとか、もっと見たいと思うがここら辺が限度だろう。 隠密同心の歓び哀しみを描いて良作品かと思います。 ますますの精進を願います。2019/07/04
ごへいもち
9
眉が…2023/09/23
あかんべ
8
このシリーズこの巻で終わり?父の仇である七化けの弁五郎との対決もすませ兄妹の結婚あいても見えてきたとなると、この先の物語が想像できない。2015/03/31