内容説明
纏持ちになる夢を諦めて“浜の湯”を継いだ天吉は、大火で出来た借金と、同心・丘野からの岡っ引きへのしつこい勧誘が悩みの種だ。赤子誘拐の疑いを、薬膳料理屋の女将・早江に救われた天吉だったが、今度は妹に殺しの容疑がかかってしまい、とうとう十手を手にする羽目に…(「赤子騒ぎ」より)。巻頭作の他、「残されたもの」「妙な噂」の全三話を収録。二度の大火で苦しめられた芝浜を舞台に、半端者だが情に厚い天吉と薬膳料理屋の女将で智恵者の早江、二人の行動力と料理が、市井の人びとの体と心を癒す。気鋭の著者による待望の新シリーズ。
著者等紹介
小早川涼[コバヤカワリョウ]
三重県伊勢市生まれ。愛知教育大学教育学部で心理学を学ぶ。日本推理作家協会会員。三重県文化賞文化新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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