内容説明
一九六九年九月に無血革命を成し遂げ、圧倒的なカリスマ性でリビアを支配してきた男、ムアマル・エル・カダフィ。禁欲的な青年将校だった彼が、砂漠の中の国に求めたものは何だったのか?独裁者として倒された彼の真実の姿を著者の鋭い筆致で描いた『砂漠の狂信者』ほか、中東平和を求めたサダト暗殺の真相『ザ・パワー・ゲーム』、フルシチョフ失脚を描いた『落魄』を収録したスーパーフィクション(『英雄たちのバラード』オリジナル再編集)。
著者等紹介
落合信彦[オチアイノブヒコ]
作家、国際ジャーナリスト。1942年1月8日東京生まれ。アメリカのオルブライト大学、テンプル大学大学院で国際政治学を専攻。インディペンデントのオイルビジネスに従事したのち、作家、ジャーナリストに転身。97年5月、母校オルブライト大学より人文学名誉博士号を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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