ハルキ文庫<br> 造花の蜜〈上〉

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ハルキ文庫
造花の蜜〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758435147
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

歯科医の夫と離婚をし、実家に戻った香奈子は、その日息子の圭太を連れ、スーパーに出かけた。偶然再会した知人との話に気をとられ、圭太の姿を見失った香奈子は、咄嗟に“誘拐”の二文字を連想する。息子は無事に発見され安堵したのも束の間、後に息子から本当に誘拐されそうになった事実を聞かされる。―なんと犯人は「お父さん」を名乗ったというのだ。そして、平穏な日々が続いたひと月後、前代未聞の誘拐事件の幕が開く。各紙誌で絶賛を浴びたミステリの最高傑作がついに文庫化。

著者等紹介

連城三紀彦[レンジョウミキヒコ]
1948年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。在学中の78年、『変調二人羽織』で第3回幻影城新人賞を受賞してデビュー。81年、『戻り川心中』で第34回日本推理作家協会賞受賞。また84年には『宵待草夜情』で第5回吉川英治文学新人賞を、『恋文』で第91回直木賞を、96年『隠れ菊』で第9回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよキチ

79
連城作品3冊目。ドロドロとした人間関係が渦巻く中で発生する誘拐事件。【造花】【蜂】次々に繰り出される謎のワードに予測不可能な展開が待ち受ける◆常識的に考えて、誘拐事件を企てる者なら持っているだろう“目的”。それが本作には当て嵌まらない。予想した展開はことごとく覆され、それで終わり?的な上巻の幕引き。未回収の伏線もあり、どんな結末が待っているのか、気にならない訳がない!期待しつつ下巻へ…。2013/01/20

yumiko

71
久々にページを繰る手が止まらないミステリー。駅に着いても気になり過ぎて、ホームのベンチでまだ読む読む…。連城さんと言えば、「戻り川心中」に代表される耽美的で美しいミステリーが真っ先に浮かぶ。でもこの作品を読んでいると、それまで見えていた景色がガラッと変わるような、あっと驚くどんでん返しがお得意な本格ミステリ作家でもあったことを思い出す。幼子を持つ親にとって最も恐ろしい犯罪だろう誘拐、でも身代金はいらないとする誘拐犯。もうここからして引きは抜群だ。皆が何かを隠している体なのも気になるところ。急いで下巻へ2016/10/24

えみ

66
全ての登場人物が全ての場面において怪しく見えてしまう。嘘偽り取り繕って装っている…。性別も年齢も職業も関係なく、其々が人に言えない何かを抱えているような立ち振る舞いに不気味さを感じず何を感じる!?シングルマザーの香奈子と息子の圭太が突如巻き込まれた誘拐未遂、そして前代未聞の誘拐事件。掴めない犯人像と誘拐目的に隠されていた事件の根底を覆すような真実が語られる。まだまだ序章か、見えない謎が渦巻く。上巻でここまで誘拐事件の面白さを描き出してしまうのは、下巻にかなり自信がある表れなのだろうか。期待してしまう!!2022/09/15

goro@80.7

54
イラつかせる誘拐犯からの電話。身近な者の犯行だとは思ったが、これは?どうなってるの?不可解な事件はどこに向かってゆくのか?多くの謎を含んで下巻へ突入だ!2018/12/05

papako

53
晩年の連城作品。子供が誘拐された!と思ったら不思議な脅迫電話が。本当に誘拐?誘拐された子供とその母親には秘密があり、様々な思惑が不思議な事件を創り上げた。渋谷の交差点の真ん中での身代金受け渡し、真冬の蜂、無事に帰った子供の不思議な反応、身代金も子供も無事だと思われた誘拐事件。?をたくさん残したまま下巻へ。2015/01/26

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