内容説明
プロのスカウトからも注目されている、超高校級ピッチャー西沢素晴。甲子園への道を断たれ、同時に母までも失い、失意と絶望の中にいた素晴のもとへ「想い出チケット」なるものが届けられた。このチケットがあれば、「想い出」を手に入れられるのだという。失うものが何もない素晴は「想い出チケット」に記された場所へと向かうのだったが…。小松左京賞作家が描く、切なくて、心温まる感動のストーリー。
著者等紹介
上杉那郎[ウエスギナロウ]
1962年生まれ。日本歯科大学卒業。現在新潟市在住。『セカンドムーン』で第8回小松左京賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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