内容説明
日本最古の物語として知られる『竹取物語』。別名かぐや姫の物語は、古くから人々に親しまれる物語である。だが、その美しくも哀しい物語には、闇に葬られた日本の歴史が隠されていた!(「第七話かぐや姫の真実」より)勧善懲悪を描いた、「かちかち山」の物語より削り取られた、おぞましくも残酷なシーンとは!?「花咲爺さん」に秘められた子供には読ませられない“もう一つの物語”など、八話を収録。おとぎ話の恐ろしい一面を解説付きで綴る書き下ろし小説。
著者等紹介
中見利男[ナカミトシオ]
1959年、岡山県生まれ。作家、ジャーナリスト。該博な知識と徹底した取材力、そして斬新な視点を駆使し、ドキュメンタリー、評論、解説書などを数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 世界のなかの日本人たち