内容説明
漫才コンビ「ジャックポット」の広志と勝は、大阪の芸能事務所に所属し、事務所主催のライブに出てはいるが、鳴かず飛ばずの下積みデイズ。そんなある日、勝の父親の借金を肩代わりしろと闇金の取立て屋が現れた。慌てる二人だったが、なんとその取り立て屋、かつて新人賞を総ナメにしながら消えてしまった伝説の漫才コンビの一人だった。借金返済のため、売れない日々とおさらばするため、二人は取立て屋に弟子入りし、賞金一千万円の漫才コンテストに挑むことに―。テンポのよさで一気読み確実。お笑いにかける若者たちの青春ストーリー。
著者等紹介
大崎知仁[オオサキトモヒト]
1976年、広島県生まれ。同志社大学文学部卒業。ジャンプ小説大賞入選後、『ガレージ』(小学館文庫)で長編デビュー。漫画のノベライズの他、オリジナル小説も発表。演芸作家、構成作家としても活躍中で、吉本新喜劇の舞台脚本・演出を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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