内容説明
白金台町で始末屋を営む室井十郎太と秀二郎の許に、娘につきまとう男をどうにかしてほしいという依頼が来た。つきまといの男は直ぐに見つかったが、背後には何やら怪しい浪人の影が…。そんな矢先、娘が何者かに連れ去られてしまう。つきまといを雇った浪人の仕業か。十郎太と秀二郎の必死の探索により、娘の居所を突き止めるが、そこには意外な人物が―。強大な黒幕に立ち向う十郎太と秀二郎の命運はいかに!大好評書き下ろし時代長篇。
著者等紹介
桑原譲太郎[クワハラジョウタロウ]
86年『新宿純愛物語』『ボクの女に手を出すな』の2作品が映画化され、鮮烈にデビュー。以後、精力的に執筆活動を展開。ハードボイルドから時代小説まで幅広く執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。