内容説明
定町廻りの同心・井原伊十郎に呼び出された、三人で一人前の岡っ引き、佐平次。沢島藩の間宮が、佐平次を見込んで内密の頼み事があるのだという。昨晩屋敷に訪ねてきた若い女が、間宮の娘だと言い出し、その真偽を佐平次に調べてもらいたいということだった。一方で、頭巾を被った五人組の侍が武家屋敷を襲う事件がおきた。滅法腕のたつ五人組を捕まえることに怖じ気づくも、伊十郎に脅され渋々捜索に乗り出ていくのだが…書き下ろしで贈る、大好評シリーズ待望の第四弾。
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京生まれ。83年『原島弁護士の処置』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hironobu
4
最後はちょいとうるっときた。佐平次が活躍するたびに井原の旦那はますますぬけてきているな〜。お頭の仇を打つため江戸に出てきた田之助。友人とその妻になった想い人。頭巾を被った盗賊との闘い。2017/04/18
FK
1
一気に読めるほどに面白かった。2006/03/25
すぴか
1
そろそろ井原の旦那のおどしとか、死ぬときは兄弟一緒だとかお決まりの流れは省かれてもいいんじゃないかな。おけいさんが幸せになれそうでよかった。田之助がいい奴だった。/七化けの半蔵に関わった人たちの事件。おけいの父親は誰か、五人組の盗賊たちを捕まえられるか…。(初版:2006.2.18)2012/04/23
犀門
0
#192★★★☆☆2013/12/17
Hitomi Kashihara
0
三人佐平次捕物帳 けっこうハマリます!2011/08/18
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