内容説明
旅の中で出会う初めての異食文化。山の幸、海の幸、酒の幸。未見聞の食材はけしてつきることはない。一関での本当に美味いそば、北海道のウニ、江戸前天ぷら・今昔、富山湾の珍魚、ハモの刺身とハモのしゃぶしゃぶ、沖縄の海草…。美味をもとめて日本全国を飛び回った俳優にして名エッセイストの著者が贈る、珠玉のエッセイ集。
目次
山の幸(そば、行きつく先;山菜料理 ほか)
海の幸(ウニ;ウニさまざま、その土地流に ほか)
酒の幸(酒友追悼;ロマネ・コンティの一夜;日本のワイン;ちょっと恐ろしい でも、気になる酒の話)
地球の幸(杓子果報;調味料 ほか)
著者等紹介
渡辺文雄[ワタナベフミオ]
1929年、東京生まれ。東京大学卒業後、電通に入社。31年、松竹「泉」で映画デビュー。俳優業のかたわら、TVレポーター、司会、クイズ番組など多方面で活動。2004年8月、急逝
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