内容説明
甲斐から諏訪に行くためには、龍神岳城を通らねばならない―。武田晴信‐後の武田信玄‐は、芦田満輝の龍神岳城を武田の陣営にするための策略を練っていた。武田の暗殺集団「かまきり」と、山の者の集団「七ツ家」の壮絶なる死闘を描く、ノンストップ時代アクションの最高傑作。選考委員の森村誠一氏、北方謙三氏、高見浩氏、福田和也氏に絶賛された第二回角川春樹小説賞受賞作、ここに登場。
著者等紹介
長谷川卓[ハセガワタク]
1949年、神奈川県小田原市生まれ。現在、静岡県清水市在住。73年、早稲田大学大学院文学研究科「演劇専攻」修士課程卒業。80年、「昼と夜」で群像新人文学賞を受賞。81年、「百舌が啼いてから」で芥川賞候補となる。2000年、『血路』で第2回角川春樹小説賞を受賞
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感想・レビュー
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ポチ
57
先に『死地』を読んでしまったが問題無く楽読了しました。二ツの誕生はこう言う事だったのかと分かり面白かったです。かまきりとの闘いは迫力があり、一気読みでした。次を読まなくては!(^^)2017/06/27
海猫
36
普通の厚さの文庫本ではあるが中身は三冊分ぐらいの濃さ。要人護送の追いつ追われつ、少年の成長譚、バトルロワイヤルなど趣向の詰め込みっぷり。またそれらすべてがサバイバル活劇であるなど作品として一貫していてブレがない。一気読み必至の内容ではあったが夏の暑さのあまり頭が働かず何度も読むのを中断してもったいない読み方をしてしまった。続編の死地もいずれ読んでみよう。2014/07/31
jima
26
角川春樹小説賞受賞作品。あの二ツと七ツ家が登場。若様が山の民として成長、そして、龍神岳城の攻防、武田の「かまきり」との闘い。まさにノンストップ時代アクション。2016/09/21
かずお
10
★★★★★ 嶽神シリーズに出てくる二つの話。ラストが嶽神伝無坂とリンクしていて、そういうことかと納得。漫画の様な戦闘シーンは相変わらずでわくわくさせてくれる。山に行きたくなる一冊。2017/02/02
蕭白
9
読む順番が逆になってしまいましたが、あまり関係なく面白かったです。初めて長谷川さんの『嶽神伝』を読んだときのように興奮しました。個人的には武田信玄は好きな武将なので扱いが残念な気もしますが、それを割り引いても十二分に面白かったです。2014/08/22




