内容説明
携帯電話を媒介にした気軽な出会いや、合コンで知り合った男の子とのはじめてのデート。だが相手には恐ろしい本性が隠されていた。異常に嫉妬深い男、傷付いた女が好きな電波男、逆恨みしてくる元カノ、偏執狂的なストーカー。予想もつかなかった恐怖の日々が開幕する…。『ポップティーン』に連載され、話題を呼んだ恐怖の実録怪談が登場。
著者等紹介
平山夢明[ヒラヤマユメアキ]
神奈川県生まれ。「週刊プレイボーイ」、「宝島」等で映画・ビデオ批評をしながら作家活動に入る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
205
平山夢明さんの幽霊よりも人間の恐ろしさを主題にした実録怪談噺集はヤング女性雑誌の連載読み物とあって残酷さは抑え気味で、既に手遅れではなく警告の書名「つきあってはいけない」が9割以上締めの一文に使われていまして主人公はギリギリ救われますのでエグさやグロさが苦手な方でも何とか我慢して最後まで読めますよ。これはあっては困るけど都会ではありそうな話で漫画みたいですが最後は気分のいい話ですよ。『伝票』恵子はアパートに帰るとドアに留守宅用の伝票が挟まっていて化粧品会社からの無料サンプルだとの事でドライバーに電話する。2021/01/30
mr.lupin
55
平山夢明さん、三冊目読了。この作品は短編過ぎて、正直良さが余り伝わらなかったような... 一部都市伝説のような話もあったりしたが内容的にはやっぱ物足りない様な気がした一冊であった。 ☆☆★★★2018/10/09
なっち
43
うぇ~キョーレツ!こんな人ホントにいる?!と思いながら読み終わったけれど、これは実話でなく創作?実話だったら皆なかなかの体験談…特に蜘蛛の話がものすごく気持ち悪かった。2021/07/29
そのぼん
30
そうですね、『つきあってはいけない』人々が出てくる超短編集でした。自分の身の回りにこんな人たちがいたら嫌だなあ。後味の悪い作品ばかりでした。2012/11/01
きょちょ
27
幽霊や化け物よりも、生きている人間の方が怖いということね。 しかし、これ全部実話とは到底信じられないんだけど・・・。 ★2022/05/07