内容説明
ナンセンスな笑いと驚きに満ちた世界をお楽しみあれ!全44篇を収録したショートショート全集第3弾。
著者等紹介
小松左京[コマツサキョウ]
1931年、大阪市生まれ。京都大学文学部卒。61年「地には平和を」でSFコンテスト選外努力賞。64年に処女長篇『日本アパッチ族』を発表。73年『日本沈没』で日本推理作家協会賞、85年『首都消失』で日本SF大賞を受賞
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感想・レビュー
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ワッツ
6
一つ一つのショートショートが個性豊かで面白い。「蜘蛛の糸」が好き。芥川龍之介の名作「蜘蛛の糸」に若干の違和感を感じていた私にとって、小松先生の「蜘蛛の糸」のついての考察が実に腑に落ちた。2011/10/04
1_k
3
ショートショートの何たるか、短編の何たるか、が凝縮されている。星先生よりも好みである。2011/10/19
タケミチ
2
トイレの中で一日一篇くらいのペースで一か月以上かけて読んだ。既読もいくつかあったみたいだけど、何も覚えていなかったので楽しめた。「四次元ラッキョウ」だけは何故かオチまですべて覚えていた。今読んでも十分おもしろい作品群。2011/10/14
レイ
1
小松御大のショートショート集。「サンケイスポーツ」紙上連載多し。毎週読めていたとは、何という贅沢であろうか。「子供の神様」、「夏の行事」、「ある生き物の記録」、「見すてられた人々」、「蜘蛛の糸」、「去りゆく」、「四次元ラッキョウ」、「返還」、「さらば幽霊」が良。落語のような軽妙さが魅力。2012/12/27
cozy
1
小松左京版蜘蛛の糸が読みたくて購入。楽しかった。作風なのか宇宙人オチが多いなー。2012/05/13
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- 和書
- 鼠、剣を磨く 角川文庫