内容説明
日本を裏から支配する日本賢人会を人質にし、“ゴースト”は鋭い牙を剥いて日本へと襲いかかる。次から次へと、驚天動地の要求が突きつけられ、列島は激震の渦の中に巻き込まれてゆく。その阻止を試みる小山田率いる日本SATは、“ゴースト”に肉薄するが―。ドラマは死闘を生み、その死闘は、感動の邂逅と結末を呼ぶ。『我が標的は日本』より続いた“日本”シリーズがここに完結。
著者等紹介
桑原譲太郎[クワハラジョウタロウ]
86年『新宿純愛物語』『ボクの女に手を出すな』の2作品が映画化され、鮮烈にデビュー。以後、精力的に執筆活動を展開。99年、3年の充電期間を経て、角川春樹事務所にて代表作16本を一挙に文庫化。同時に快作『シュドラとの七日間』を発表。新世紀を切り拓く旗手として快進撃を続けている
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