内容説明
二〇〇一年九月八日、名探偵・弥生原公彦と探偵小説家・築島龍一の元に、警察庁の捜査官二人が捜査協力の要請にやってきた。九月二日に九州で起きた弁護士殺人事件の前に、殺人予告状が送られてきており、犯人は、闘いの相手に弥生原を指名しているのだという。今後、「国辱の記念日」に「国賊」を一人ずつ抹殺してゆく…という犯人に弥生原が立ち向かう!稗田阿礼を名乗る連続殺人犯の闇と「記紀神話に潜む日本国家の起源」にせまる、本格ミステリーの傑作シリーズ、待望の第十弾。
二〇〇一年九月八日、名探偵・弥生原公彦と探偵小説家・築島龍一の元に、警察庁の捜査官二人が捜査協力の要請にやってきた。九月二日に九州で起きた弁護士殺人事件の前に、殺人予告状が送られてきており、犯人は、闘いの相手に弥生原を指名しているのだという。今後、「国辱の記念日」に「国賊」を一人ずつ抹殺してゆく…という犯人に弥生原が立ち向かう!稗田阿礼を名乗る連続殺人犯の闇と「記紀神話に潜む日本国家の起源」にせまる、本格ミステリーの傑作シリーズ、待望の第十弾。