ハルキ・ノベルス
神々の殺人

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 395p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784758420617
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

二〇〇一年九月八日、名探偵・弥生原公彦と探偵小説家・築島龍一の元に、警察庁の捜査官二人が捜査協力の要請にやってきた。九月二日に九州で起きた弁護士殺人事件の前に、殺人予告状が送られてきており、犯人は、闘いの相手に弥生原を指名しているのだという。今後、「国辱の記念日」に「国賊」を一人ずつ抹殺してゆく…という犯人に弥生原が立ち向かう!稗田阿礼を名乗る連続殺人犯の闇と「記紀神話に潜む日本国家の起源」にせまる、本格ミステリーの傑作シリーズ、待望の第十弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

agtk

3
再読。今回は流し読み。2023/09/09

ヨコケイ

1
作家等の、古代を一貫した姿で描きたい、という欲望も判らなくはない。がこの「一貫した」が曲者で、記紀や倭人伝の記述も考古学史料も、多くの矛盾や解釈の割れる点を含み「一貫してない」。畢竟、為にするcherry pickingになるか、無理くり網羅しての複雑怪奇な説明になりがち。とまれ学問上はoutでも、いかに説得力ある「お話」で提出できるかが肝。事件パートに絡めた筆者の近現代史理解は、よしりん読者らしい口吻からしてお察しだが、その「愛国的」言辞に嫌韓が薄い点は(ゼロではない)、初期ネトウヨ言説を示し興味深い。2020/10/18

ホームズ

0
相変わらず・・・。.もう読まないだろうな~。2007/02/11

ムッシュ

0
★★☆☆☆2008/06/11

agtk

0
久々の再読。古代史ミステリは好きなので、今回も楽しめた。現代の事件はまぁ…なのだが、これは古代史ミステリ共通のことか。それにしても、このシリーズ、2006年以来書かれていないようだが、もう続編が出ることはないのかな。残念。高田崇史さんのQED等が読まれている今なら扱いは違ったのだろうか。2018/06/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/460198
  • ご注意事項