内容説明
小惑星をもつぶしてしまう巨大宇宙樹バオバブ、全長五十メートルの宇宙ウミガメ、植物が人間のように動き回る緑の星リリョウ。捕鯨船バッカスのクルーとして宇宙を飛び回ってきた正午にとっても、宇宙はいまだに未知なる世界だった。それは三度目の捕鯨でのことだった。捕獲した鯨の胎内から生きているアンドロイドが救出されたのだ。ロシア系の外見をしたその少女型アンドロイドはソフィアといった。記憶をなくしているソフィアは、バッカスのクルーとして同行することになったのだが…書き下ろしスペースファンタジー、堂々の完結篇。
著者等紹介
中島望[ナカシマノゾム]
1968年生まれ。第10回メフィスト賞を『kの流儀 Fullcontact Game』で受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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無謀庵
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久しぶりに再読。あとがきに「萌えを取り入れてみた」といいつつ、萌えキャラが萌えキャラっぽいことをすると主人公が悪罵を並べ、果ては萌えキャラの行為が悪質化して純然たる迷惑行為にグレードアップしたり。カラテバトルモノからフリークス悪趣味アクションと来た人が萌えに着手、やらされてる感とやれてない感の交錯する味わいがあった。2016/11/26
sezmar
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一応シリーズ終わり。一つ一つのエピソードが次に続かないので先が見えない、 というかなんか途中でだれてきた(苦笑)。でも話膨れませると3冊じゃおわさまらないよなあ。