内容説明
無頼なる剛剣の男・仏陀蒼介は、より強くなるために山にこもり、人間とは思えぬほどの修行を始めた。そこに現れたのは「冥府流」の遣い手・甲斐墨真吾と妻の加弥。そしてついに「冥府流」の創始者・雅楽樹方伯と出会う。方伯と剣を交えた蒼介だったが、不覚にもバランスを崩し深い谷底へ落ちてしまう。その傷の癒える間もなく、蒼介は陣吾の薬問屋「本草庵」で再び方伯、床笹志草、室戸天膳と遭遇してしまうのだが…人智を超えた凄まじきスーパーバトルを描く、伝奇ノベル待望の第二弾。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒。雑誌記者の傍ら作品を発表。82年「魔界都市“新宿”」でデビュー。以来、超伝奇小説の第一人者として、精力的に執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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