ブーズたち鳥たちわたしたち

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758414982
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

世界が変わる
わたしたちも生き直す。

極上のクラムチャウダーを求めてロードアイランドを訪ねた恵理加、初めて両親の元を離れてキャンプに参加した誠也……
自由で、幸福で、生命の輝き(エネルギー)に満ちた、著者の新境地 珠玉の連作中篇。
角川春樹事務所創立30周年記念作品

極上のクラムチャウダーをたべるためにロードアイランド州を訪れた恵理加。レストランですばらしい食事とワインを堪能した彼女だったが、それ以上に興味を惹かれたのが、ルークという不思議なウェイターで……「ブーズたち」

ある日、秋介や真昼は、スマートフォンの電源を切っているのに着信音が聞えたり、深夜眠っている寝室で、イスラムの祈りの声が聞えてきたり――「ここにないはずの音」が自分にだけに聞こえるようになっていた。「鳥たち」

心療内科医のさやかは、最近幻聴が聞こえる患者が増えていることが気になっていた。が、それよりも彼女には、差し迫った問題があった。そろそろ妻子持ちの恋人と別れようとしていたタイミングで妊娠が発覚したのだ……「わたしたち」


【目次】

内容説明

わたしたちも生き直す。自由で、幸福で、生命の輝きに満ちた、著者の新境地 珠玉の連作中篇。極上のクラムチャウダーをたべるためにロードアイランド州を訪れた恵理加。レストランですばらしい食事とワインを堪能した彼女だったが、それ以上に興味を惹かれたのが、ルークという不思議なウェイターで…「ブーズたち」 ある日、秋介や真昼たちは、スマートフォンの電源を切っているのに着信音が聞えたり、深夜眠っている寝室で、イスラムの祈りの声が聞えてきたり―「ここにないはずの音」が自分だけに聞えるようになっていた。「鳥たち」 心療内科医のさやかは、最近幻聴が聞える患者が増えていることが気になっていた。が、それよりも彼女には、差し迫った問題があった。そろそろ妻子持ちの恋人と別れようとしていたタイミングで妊娠が発覚したのだ…「わたしたち」

著者等紹介

江國香織[エクニカオリ]
東京生まれ。1987年「草之丞の話」で小さな童話大賞、92年『きらきらひかる』で紫式部文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、12年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケンイチミズバ

58
異世界に迷い込んだ?村上春樹か?と思うくらい不思議な世界。移民の排斥、異質なものへの許容レベルが下がった昨今を江國さんなりに憂いて大人の絵本のような奇譚としたのだろうか。私も今はこんなのアメリカじゃないと思うことが増えた。日本では怖がられ、嫌われた河童の一族は海を越えロードアイランドに住み着いて人間と同化し、もはや過去を知らない若い世代は今ここで暮らすことが当たり前になっている。人間とも仲良くできていて、仕事もして何がしか役に立っている。日本を懐かしむ長老クラスは郷愁に駆られ戻りたい気持ちがあるものの。2025/12/18

manabukimoto

4
三編からなる生活譚風ファンタジー。 極上のクラムチャウダーを求めてロードアイランド州に行った先で出会った不思議な存在、boozeと呼ばれる彼らは、昔々に日本から渡ってきた「河童」だという。 やがて河童の存在は、日本にも変化をもたらす。何処からか不思議な音が聞こえる人が増える、それは日本における河童の出現に比例するらしい。 異なる他者に出会うことにより、内にある「異者」に気づく話と読んだ。 美しい表紙も惹かれた。 2025/12/14

3
素敵な表紙で手に取らずにはいられない。それも含めて不思議な魅力や異彩を放つ作品でした。 ロードアイランド州に群れをなして住むbooze(別名河童)との出会い、天狗が人間達に及ぼす奇跡、3章までの物語。何故こんな話を思いつくのか。うまく言葉にできないけれど、自由と生命、清々しさといった、何か美味しい空気をすっては吐いてのような、決して悪くない爽やかな読了感です。 最終話の、綺麗にまとまっていく感じが良かったです。 江國さんの異色なファンタジー。 程よいボリュームで楽しめました。2025/12/19

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