蒼き海の涯に―琉球警察〈2〉

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蒼き海の涯に―琉球警察〈2〉

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  • サイズ 46判/ページ数 404p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758414968
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報




【目次】

内容説明

戦後、本土復帰前の沖縄に、ある事件で九死に一生を得た東貞吉が帰ってきた。再び琉球警察の公安担当の一員として、そして米軍の意向を受けて動く者として。その当時の沖縄はベトナム戦争の前線基地として、戦争の負の熱気に包まれていた。米軍に対する反対派が過激さを増していくなか、公安警察の矜恃と日本人の誇りに揺れる貞吉の運命は…。

著者等紹介

伊東潤[イトウジュン]
1960年横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞を、『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞を、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

165
琉球警察公安部の東貞吉が帰ってきた。本土復帰直前の混沌とした沖縄が舞台。治安維持と米軍基地反対の矛盾した思いに悩む主人公。反対派を煽動する幼馴染みとの対決、内部からの情報漏洩疑惑、美人シンガーとの恋愛。ハードボイルドにスピード感を持って描かれる、熱き読みの涯に、肩透かしのような結末が待っている。でも、当時の沖縄の実態を知ることができる良書です。2025/12/27

starbro

159
伊東 潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。琉球警察シリーズ第二弾、今回も琉球警察はつらいよと言った感じでした。江戸時代から現在に至るまで、ずっと琉球は大国に蹂躙されている気がします。思いっ切って独立して、カリブ海の島国の様にリゾート&タックスヘブン&カジノを目指す手もありますが・・・ http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=69662025/12/19

パトラッシュ

129
沖縄民衆にとっての戦後は、敗戦の犠牲と矛盾を押しつけた日本と占領者であるアメリカへの怒りと不信が高まった。自分たちの未来が日米両政府で勝手に決められると思われた1960年代は、マグマが噴出するように暴力が荒れ狂った。そんな時代に治安を守る公安警察官となった東貞吉は、沖縄で差別される奄美出身で左派にも友人がいるという矛盾の塊だからこそ激突の最前線に立たざるを得ない。人間としてのプライドを守りながら決して諦めず、仲間や恋人や無辜の民を傷付けないギリギリのところを必死で探る綱渡りの連続は痛快な権力への反抗劇だ。2025/12/07

あすなろ@no book, no life.

107
正直続編が出ると思っていなかった琉球警察。然も読了すれば続々編すらありそうな気配を感じる。伊東氏は一つのライフワーク化したいのかとすら感じる戦後〜復帰迄をこの2巻で描く。描く視座がまた複数眼であり、公安・左翼・住民運動・米軍・内地政治等である。蒼き海の涯にはかつて或いは今も続いていた筈の沖縄の姿が暮らしがあると想い、理不尽な多数のパワーバランスの中の現実の沖縄を考え生きる。前巻に続き知らぬ沖縄の歴史を知れた。続々編にも期待したい。知っておきたい沖縄の歴史がエンターテイメントのスパイスと合わさった魅力がある2026/07/25

イケメンつんちゃ

68
夢灯籠 野望の満州 頭がくらくら 負けそう負けそう わたしピンクのサウスポー 身体がSOS どこが痛いかわからない 渚のシンドバッド 頭痛にノーシン 波乗りパイレーツ 400ページ 読みきれるのか 果てしなく続くストーリー 面白かった 瀬長亀次郎先生 僕は存じ上げております 沖縄の苦痛 痛くて痛くて 伊東潤先生珍しい 歴史小説ではありません クライムミステリーなんです おかげさまで カメレオン・アーミー 右も左も あの時代は模索していた 与作は木を切る わたしの名前はカルメンです 蒼き海の涯に 琉球警察Ⅱ2026/07/13

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