出版社内容情報
才能のカムバック――
自分の才能にすら気づいていなかった高校生の大夢(ひろむ)が、真のチェリストになるために、世界に挑戦する!
『あの日の風を描く』で、第16回角川春樹小説賞を選考委員満場一致で受賞。
忽ち重版し、多くのメディアで取り上げられた期待の大型新人、受賞後第一作
心の琴線にふれる感動&スリリングな音楽小説、ここに誕生
高校三年生の雨宮大夢は、介護福祉士になる進路を考えていた。
近所に住むクロアチア出身の元世界的なチェリスト、ルカ・デリッチ先生を支えるためだ。
身体が不自由なデリッチは、妻の故国日本に隠棲しており、大夢は小学生の頃から、先生の『無伴奏チェロ組曲』に憧れてチェロを習っていた。
そんなある日、クロアチアから「ルカ・デリッチ国際コンクール」を新設したいという話が届く――
異例の音楽コンクールに訳ありの“敗北者”たちが集い、それぞれの想いを懸けて熾烈な戦いを繰り広げる
【目次】
内容説明
高校三年生の雨宮大夢は、介護福祉士になる進路を考えていた。近所に住むクロアチア出身の元世界的なチェリスト、ルカ・デリッチ先生を支えるためだ。身体が不自由なデリッチは、妻の故国日本に隠棲しており、大夢は小学生の頃から、先生の『無伴奏チェロ組曲』に憧れてチェロを習っていた。そんなある日、クロアチアから「ルカ・デリッチ国際コンクール」を新設したいという話が届く―異例の音楽コンクールに訳ありの“敗北者”たちが集い、それぞれの想いを懸けて熾烈な戦いを繰り広げる。心の琴線にふれる感動&スリリングな音楽小説、ここに誕生。
著者等紹介
愛野史香[アイノフミカ]
1992年佐賀県嬉野市生まれ。福岡大学薬学部を卒業し、現在薬剤師として勤務している。2024年、第16回角川春樹小説賞を北方謙三、今野敏、今村翔吾、角川春樹選考委員満場一致の大激賞で受賞。受賞時は桜田光のペンネームで『真令和復元図』というタイトルであった。受賞作は、『あの日の風を描く』と改題、出版されると大きな話題となり、たちまち重版した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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