天使と歌う

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758414876
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

才能のカムバック――
自分の才能にすら気づいていなかった高校生の大夢(ひろむ)が、真のチェリストになるために、世界に挑戦する!

『あの日の風を描く』で、第16回角川春樹小説賞を選考委員満場一致で受賞。
忽ち重版し、多くのメディアで取り上げられた期待の大型新人、受賞後第一作

心の琴線にふれる感動&スリリングな音楽小説、ここに誕生

高校三年生の雨宮大夢は、介護福祉士になる進路を考えていた。
近所に住むクロアチア出身の元世界的なチェリスト、ルカ・デリッチ先生を支えるためだ。
身体が不自由なデリッチは、妻の故国日本に隠棲しており、大夢は小学生の頃から、先生の『無伴奏チェロ組曲』に憧れてチェロを習っていた。
そんなある日、クロアチアから「ルカ・デリッチ国際コンクール」を新設したいという話が届く――

異例の音楽コンクールに訳ありの“敗北者”たちが集い、それぞれの想いを懸けて熾烈な戦いを繰り広げる


【目次】

内容説明

高校三年生の雨宮大夢は、介護福祉士になる進路を考えていた。近所に住むクロアチア出身の元世界的なチェリスト、ルカ・デリッチ先生を支えるためだ。身体が不自由なデリッチは、妻の故国日本に隠棲しており、大夢は小学生の頃から、先生の『無伴奏チェロ組曲』に憧れてチェロを習っていた。そんなある日、クロアチアから「ルカ・デリッチ国際コンクール」を新設したいという話が届く―異例の音楽コンクールに訳ありの“敗北者”たちが集い、それぞれの想いを懸けて熾烈な戦いを繰り広げる。心の琴線にふれる感動&スリリングな音楽小説、ここに誕生。

著者等紹介

愛野史香[アイノフミカ]
1992年佐賀県嬉野市生まれ。福岡大学薬学部を卒業し、現在薬剤師として勤務している。2024年、第16回角川春樹小説賞を北方謙三、今野敏、今村翔吾、角川春樹選考委員満場一致の大激賞で受賞。受賞時は桜田光のペンネームで『真令和復元図』というタイトルであった。受賞作は、『あの日の風を描く』と改題、出版されると大きな話題となり、たちまち重版した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

52
親の離婚により心に傷を負った少年と病の為に引退した高名なチェリストが出会いコンクールを目指す物語。目に見えない音楽を文章で表現するのはとても難しい様に思うが本作は情景が浮かぶような描写が散りばめられており、またその描写がとても美しい。コンテスタント達の心情が演奏に反映されている様子がとても良かった。壁を作って生きてきた主人公が音楽や周囲の人達と接していく中で自分を見つめ新たな目標を持つ様になる成長譚でもある。作中に登場する曲を聴きながら何とも優雅で贅沢な読書体験をさせて貰った。2025/03/11

ぽてち

30
『あの日の風を描く』でデビューした愛野史香さんの2作目。前作は油彩画がテーマだったが、本作はクラシック音楽のチェリストが主人公だ。病気のため引退した著名なチェリストが発見し指導した少年が、彼に託されたチェロの使用権を得るため人生初のコンクール出場を決意する。『蜜蜂と遠雷』を彷彿とさせる、12日間に及ぶコンクールの描写が熱かった。音楽家になるつもりなどなかった天才少年の心境の変化と、彼を支える人々の思いも読みどころだ。2025/06/14

ゆり

5
チェロの温かな音が聞こえてくるような、素敵な表現が多くて最後には涙してしまいました。先生との繋がりのためにチェロをやっていた大夢が、先生とは関係なしにチェロを演奏したいと思うまでの成長の道のりが、眩しく輝いていました。弦やカレカノも癖はあるものの根が優しく、音楽を愛しているのがとても伝わってきました。音楽というのは世界を繋いでいて、作曲家の人生とも繋がれる。大夢の想像する曲への理解がわかりやすく、読んでいて口角が上がりました。作中で出てくる音楽を聴きながら読み直したくなるような、とても素敵な作品でした。2025/07/19

keisuke

4
素晴らしい音楽小説の新作。病気で引退した名チェリストにひっそり指導を受けていた少年が、趣味で終わらせるつもりだったチェロを、人生にする決断と挑戦の物語。タイトルの「天使と歌う」はちゃんと最後に回収されるけど、大夢にとっての『天使』は一つじゃないはず。途中、ヒロアカにもあった「みんなが僕のヒーローだ」は「僕の天使だ」にもなるはず。のだめで千秋が言った「天使は俺か」を思い出した。とても鮮やかな終わり方も素晴らしかった。 2025/07/16

ぶんぶん

2
「右腕が落ちた」という一文から始まる。 これはバレーボールの話。 ラストの方で同じ登場人物の「右腕が落ちた」という文がくる。こちらはチェロの話。 コンクールまではイマイチ話の流れが遅く感じてたのにそこからは一気に話が進む。もっと色々と描かないといけないものあるやろ?と思うくらい端折られた感じで寂しい。 2025/07/04

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